15日、NCsoft によれば、去年 11月 「Gstar 2014」 以降持続的な内部会議を経て、
「プロジェクトHON」 の開発中断、及び、開発チーム解体を決めた。

「プロジェクトHON」 は巨大メカニック兵器を素材にしたシューテングジャンルの
PC オンラインゲームで、派手なグラフィックで大きな話題を集めた事がある。

NCsoft は今まで映画館との提携を通じて、ソウルやと釜山の映画館にて、
「プロジェクトHON」 の 映像を上映する等、事前広報に力を尽くして来た。
しかし、市場状況とテスト結果等を検討した結果、
該当のゲームの開発を中断しなければならないと判断された。

なお、過去 3月にあった 「プロジェクトHON」 内部開発者の開発コスト横領事件は、
今回の開発中断決定とは関係が無いというのが、NCsoft の説明だ。

今回の決定は、追後モバイルゲーム産業に力量を集中して、
新しい成長動力を掘り出すという NCsoft の意志が現れたと分析される。

モバイルを中心とした最近ゲーム市場の変化に歩調を合わせて、
ばく大な資源が投入される事となるオンラインゲーム大作を作成するよりは、
新規モバイルゲームに投資するという事にフォーカスを合わせた様だ。

NCsoft 広報室長は今回の件について、
「開発人力とプロジェクトを通じて確保したリソース、及び、ノウハウは、
　新規プロジェクトの重要な資源になる筈であり、プロジェクトHON の開発終了と、
　一部開発者の横領事件は無関係だ。
　次期成長動力である 「MXM」 と 「リネージュエターナル」 等は順調に開発中であり、
　新規モバイルゲーム開発に対する投資と、モバイルゲーム流通事業等を拡大していく」 と、
コメントを残した。