2015年3月30日
キム・テクジン NCsoft 代表、株主総会 圧倒的票差で再選通過 [ 情報・ニュース等 ] Tweet
NCsoft は第18期の定期株主総会を進行して、
キム・テクジン代表再選など、主要案件は全て通過された。
最大株主であるネクソンと、一部株主たちが経営部分に対する疑惑を申し立てたりしたが、
株主の立場では充分に取り出す事が出来たという評価を受けた。
NCsoft(代表キム・テクジン)は 27日、京幾城南板橋に位置した社屋の、
地下 1階コンベンションホールにて、第18期 定期株主総会を進行した。
この日、株主総会にはキム・テクジン代表など、NCsoft の主要役員と、
最大株主ネクソンの最高財務責任者(CFO)や専務,投資者たち等が参加した。
株主総会の主要案件は、
- 第18期(2014年 1月 1日 ~ 2014年 12月 31日)財務諸表、及び、連結財務諸表承認の件
- キム・テクジン代表再先任の件
- 引っ越し補修限度承認の件
- 利益配当の件(1株当たり配当金 3,430ウォン) 等が行われた。
NCsoft の株式数は、去年 12月 31日基準で 2,192万余となっている。
このうち総株主は 3万7千余人で、議決権のある株式は 1,977万余だった。
この日の定期株主総会に参加した株主は 453人。
議決権のある株式は総 1510万株(58%)だったというのが、会社側の説明だ。
●副社長の社長先任,ネットマーブルゲームス株式取得に対する疑惑申し立て
この日の株主総会は、午前 9時 5分から 10時 19分まで、1時間程の時間で進行された。
当初 30分で終わる様に見えた株主総会の進行時間は長くなったのだ。
これは、最大株主であるネクソンと一部株主たちが、副社長の社長昇進や、
ネットマーブルゲームスとの株式取引,野球団運用などに対する疑惑を申し立てたからだ。
最大株主であるネクソン側は、
NCsoft にネットマーブルゲームスの株式買入に対する資料の公開を要求したりした。
ネクソン側はこの日、
「NCsoft の自社株売却は、経営権防御だと見える。
過度な価値評価でネットマーブルゲームスの株式を買い入れて、論難も発生した。
ネットマーブルゲームスとの株式取引に対して、具体的で実質的な資料を、
株主に提示してくれ」 と要求した。
引き継いで、
「ネットマーブルゲームスとの協業進行過程に対しても、
適切な時期を決めて株主に知らせてくれ」 と語った。
また、一部株主たちは経営状況が些細だと言いながら、強く叱咤したりした。
株主は、
「副社長が最近社長に任命されたが、果たして能力を見せてくれたのか疑問だ。
ネットマーブルゲームスとの株式取引は常識以下だった。
経営権防御の為の欲心が作用したように見える」 と発言した。
また、
「野球団を引き受ける事で、会社が持つ様になる広報に対する利益よりは、
キム・テクジン代表個人の趣味がたくさん作用していると思う。
キム・テクジン代表の多くの経営活動を見てみると、経営権防御の為、
株主価値が持続的に下落する状況が発生した」 と指摘した。
●キム・テクジン代表再選通過、残りの案件も承認処理
こんな雰囲気の中でも、第18期 株主総会の案件は全て通過された。
まず、キム・テクジン代表の再選案件は圧倒的な票差で通過されながら、
2018年 2月まで任期が増加した。
また、引っ越し補修限度承認の件も、やはり原案通り大きな問題無しに通過された。
ネクソン側が先立って株主提案書を通じて、役員の補修内訳、及び、
算定基準の公開を注文しただけに、一部雑音が生ずるかの様に見えたが、
問題無く進行された。
これら以外にも、財務諸表の承認、配当の件など、残りの議案も原案通り承認処理された。
●ネクソン 「NCsoft のネットマーブル株式買入、資料公開要請」
「NCsoft はネットマーブルゲームスの株式買入に対する内容を、
株主に公開しなければならない」
27日、ネクソン側は NCsoft の株主総会に参加して、
ネットマーブルゲームスの株式買入に対する疑問を示して、これに対する資料公開を要請した。
ネクソン側はこの日、
「NCsoft の自社株売却は、経営権防御に見える。
過度な価値評価で株式を買い入れて、論難も発生した。
ネットマーブルゲームスとの株式取引に対して、具体的で実質的な資料を
株主に提示してくれ」 と発言した。
引き継いで、
「ネットマーブルゲームスとの協業進行過程に対しても、
適切な時期を決めて、株主に知らせてくれ」 と要求した。
なお、キム・テクジン代表の再選に対しては、賛成の立場を伝えながら、
「今年も良い結果が出る様に願う。
ネクソンは NCsoft とのパートナー会社として持続して欲しい」 と言った。
NCsoft は先月 16日の公示を通じて、ネットマーブルゲームスの株式 9.8% を、
子株第3者割当方式にて引き受ける予定だと明らかにした。
金額は 3802億 6490万 7420 ウォンで、NCsoft が公示を通じて明らかにした取得目的は、
ゲーム事業のシナジー効果創出だった。
投稿者 (む) : 2015年3月30日 07:21