2014年9月12日
事業強化と縮小が一進一退。NCsoft、モバイル対応にジレンマ [ 情報・ニュース等 ] Tweet
●頻繁な戦略修正に苦戦...「リネージュヘースト」 以外成果無く
NCsoft がゲーム市場で盛り上がりを見せるモバイルプラットホームの
対応を置いて、ジレンマに陥っている。
モバイルプラットホーム攻略を強化して意欲を見せている中、
市場環境と内部事情によりモバイル事業を縮小するなど、
モバイルゲーム市場競争で劣る対応を見せている様相だ。
(デジタルタイムズ)
11日、業界によると、NCsoft は本社で開発を進行して来たモバイルプロジェクト中、
「ブレイドアンドソウル TCG」 など極少数タイトルだけを残して、
子会社 Ntreev Soft が NC グループのモバイルゲームを事実上専担する方向で舵を取った。
また、他のモバイルゲーム子会社であるホットドッグスタジオは、
最近企業清算手続きを通して閉業した。
「ブレイドアンドソウル TCG」 の開発も、難航を繰り返している。
NCsoft は 2011年から、モバイルゲーム進出を準備して来た。
外部ゲーム配給にも念を入れて、2012年初には 6種類の外部ゲーム配給契約も締結した。
しかし、キム・テクジン代表が 2012年、保有持分中 14.7% をネクソンに売却した後、
構造調整を断行、モバイルゲーム事業部門を廃棄しながら、モバイル市場攻略が
全面的に白紙化された。
その後、NCsoft は 2013年に入ってモバイルゲーム人力を充員、再攻略に出た。
2012年下半期のゲーム熱風で、モバイル市場が急成長したからだ。
自社モバイルゲーム核心の中の一つである 「ブレイドアンドソウル TCG」 は、
PC MMORPG 「ブレイドアンドソウル」 のブランドを基盤にして製作に突入、
100人ほどの人力が投入された。これは大型 MMORPG に匹敵する規模の資源だ。
だが、このゲームは最近ベ・ジェヒョン最高製作責任者が中間点検をした結果、
全面再構成を決定する様になったという。
その結果、NCsoft が 2014年中に発売したモバイルゲームは、
「リネージュヘイスト」 以外に存在していない。
NCsoft のモバイルプラットホーム攻略強化に対する見解は、常に行き違いだ。
NCsoft は、大作オンラインゲームに対しては念を入れて開発、長期興行させて、
高収益を新たに作る事を最適化している。
短い呼吸で製作とサービスに挑まなければならず、受益率自体が低いモバイルゲームとは
相反する作業なのだ。
しかし、NCsoft が PC プラットホームで強気を見せた RPG ジャンルが、
モバイルプラットホームでも最大の激戦ジャンルになった点と、
既存ゲーム利用層のゲーム利用窓口も、徐々にモバイル機器へと移って来ている点等を
考慮すれば、PC MMORPG に集中する事が正解とは言い切れなくなり、困惑している状況だ。
モバイルゲーム対応が無いと映れば、企業価値にも悪影響を及ぼす。
引続いた株価下落は、これと無関係では無い。
モバイルゲーム開発を確実にする為には体質改善が不可避だが、
これを通じてモバイルゲームを大幅に強化しても、市場環境上大きなお金は儲けにくい。
まさにジレンマだ。
業界関係者は、
「モバイルゲームでラインナップを多様化して、製作に長い時間が必要な、
大型プロジェクトだけに寄り掛かる NCsoft の体質を改善する作業も必要だ。
2011年から行っていたら、今頃は成果を出していただろう」 とコメントした。
これに対して NCsoft 関係者は、
「子会社 Ntreev Soft がモバイルプラットホームに積極的に対応するが、
NCsoft も順次モバイルゲームの新作を出す様になる」 と反論した。
投稿者 (む) : 2014年9月12日 09:07
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コメント
いや、もうさモバイルがどうとかじゃないよ
ゲーム自体のできはセンスを感じる部分はあるけど
ゲームシステムとそこにかかわるガチャやBOT放置の運営方針がゲームを駄目にしている
言わば素材はいいのに料理人が味覚センスがまるでなしの味オンチって感じ
モバイルはハードゲーマーがいない分もうけをあきらめなきゃ人が集まらんから、いいゲームができても運営ヘタなNCじゃたかがしれてる。