2012年4月16日
リネージュ3 営業秘密流出事件、最高裁判所は有罪を確定 [ Lineage3 , 情報・ニュース等 ] Tweet
●刑事訴訟は有罪確定、民事訴訟は最終判決待機中
最高裁判所が、リネージュ 3 営業秘密流出の疑いに対して、有罪を
定めた。
最高裁判所 3部は、前 NCsoft リネージュ 3 開発チームに対する営業秘密流出の疑いに対して、
有罪を宣告した原審の確定判決を下したと、16日明らかにした。
今回の訴訟は、NCsoft では無く、検察が直接主導した形事裁判という点で注目された。
最高裁判所裁判府は、判決文において、
「NCsoft は、関連資料(リネージュ 3)を製作する過程で、相当な努力と費用が投入された。
そして、資料の接近権限と方法を制限し、秘密遵守義務を賦課する等、ライバル会社が
該当の資料を活用した場合、開発期間短縮、経済的利益を得る事はあり得る。
これを総合すれば、該当の資料は NCsoft の営業機密に当たる」 と明らかにした。
また、原審確定に対しても、
「被告人は NCsoft を退社した後、無断で流出した資料を、新たに入社した会社の個人 PC に
導入した後、実行を試みた。こんな行為はファイルの保存段階を越え、ファイルを扱う上での
営業秘密不正使用となり、有罪を認めた原審は正当だ」 と明らかにした。
検察は、去る 2009年 6月、営業秘密流出に対する訴訟 1審で、一部無罪判決が出ると、
ここに不服して控訴を進行した。
高裁では有罪判決を下したし、一部容疑者には 1審より重い判決が下ろされた。
最高裁判所の判決は、有罪無罪のみを定めるものだ。
被告人であるパク室長は、懲役 1年 6ヶ月 執行猶予 2年 を宣告されたし、
1審では無罪判決を受けたが、2審では有罪判決を受けた開発チーム長も、
懲役 8ヶ月 執行猶予 2年 の判決が確定された。
それ以外の被告人二人にも、罰金 1,000万ウォン,700万ウォンの原審が確定された。
パク室長など 4人は、去る 2007年、NCsoft を退社しながら、リネージュ 3 の営業機密が入った
ファイルを持ち出し、流出させた疑いを受けて来た。
これらは 2審でも有罪判決を受けたが、裁判府が執行猶予を付与して、実刑は下さなかった。
今回の件に対して NCsoft 関係者は、
「IT業界での営業機密の流出は、企業の生死が掛かった重要な問題だ。
今回の最高裁判所による有罪判決は、プロジェクト成功可否によって退社、及び、
離職が頻繁なゲーム業界の特性上、情報流出による被害を防ぐ確かな先例になったと思う」 と、
立場を明らかにした。
一方、刑事とは別に NCsoft が主導する損害賠償民事訴訟は、最高裁判所の判決を待っている状態だ。
民事訴訟は NCsoft が退職者には営業機密の廃棄を、ブルーホールには 65億ウォンの損害賠償を
請求する事を内容にしている。
民事に対しては、法院は1審で NCsoft の立場を受け入れ、ブルーホールに 20億ウォンの
損害賠償をせよと判決したが、2審ではブルーホールに対して無嫌疑判決が下されながら、
損害賠償請求額が全て減兔されている。
●リネージュ 3 営業機密流出関連事件日誌
2006年 09月 :
- 前 NCsoft 朴開発室長 日本のゲーム会社と接触したが霧散
2007年 02月 :
- NCsoft 側、リネージュ3 が外部で試演された事を知り、警察に捜査依頼
2007年 04月 :
- 警察、パク室長が設立した会社を押収捜索
2007年 05月 :
- 検察、リネージュ3 の核心秘密情報を流出した疑いで、朴室長、及び、職員に令状請求
2008年 08月 :
- NCsoft 側、リネージュ3 流出関連の前職員たちに、65億ウォン民事訴訟申し立て
2008年 11月 :
-検察、リネージュ3 核心情報流出疑惑の本格捜査
2008年 12月 :
- 検察、リネージュ3 秘密情報流出関連の前開発室長等を非拘束起訴
2009年 06月 :
- 刑事 1審。
前 NCsoft 職員 5人に有罪判決。営業秘密情報流出は認定、使用行為は無嫌疑。
検察は、営業秘密使用行為無嫌疑による抗訴。
2009年 12月 :
- 刑事 2審。
1審と等しい有罪。罰金は 700万ウォンから 1千万ウォンに調整
2010年 1月 27日 :
- 民事裁判 1審。
被告たちに対する営業秘密侵害禁止、及び、NCsoft 全職員 4人と、離職した法人に対して、
20億ウォンの損害賠償宣告。
ブルーホールと前 Ncsoft 職員は抗訴。
2011年 1月 20日 :
- 民事裁判 2審。
流出された営業秘密の廃棄命令、20億ウォンの損害賠償は無嫌疑宣告。
2012年 1月 9日 :
- NCsoft、アメリカで TERA のローンチング、及び、サービス禁止処分、及び、損害賠償訴状提出。
2012年 4月 :
- 形事裁判。
最高裁判所は有罪を確定判決、民事訴訟は最高裁判所の訴訟を進行中。
投稿者 (む) : 2012年4月16日 23:28
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コメント
NCの生死がかかっているとか言っちゃってるけど、とっくに死亡してるじゃん。
外観装備どうすんだよGoDの実装まもなく出来るかもしれないレベルなら
今頃とっくに完成してんだろ糞が
>>1
だな、もっともその原因はコイツ等なんだがね
ギャリオの作品をリネ3よりも贔屓して投資したNCもカスだが、それを我慢出来ずに途中でキレて投げ出したコイツ等はマジお話にならんカスなんだわ
しかも持ち出したリネ3データで他社に別ゲー(TERA)作って公開してりゃそら有罪だわな
こんなバカどもの作ったリネ2が廃れて行くのも無理も無い、今のNCにとってリネ2は膿みたいなモンだ
さて、明日までが最後のINになるな
いよいよ木曜からPSO2日課のお楽しみ生活が始まるぜ
>>3
最後の1行は余計だな
>>3
どうせ5月になったら戻ってくるんだろ
>>3
もっとも廃れだしたのはその膿が出て行ってからなんですがね。
パク室長wwwwwwwwwwww
NCJ:特別に日本サーバーだけで”ウザンカの墓”作っといたからwwww
これで日本独自仕様だろ?www奴隷は感謝してさっさと課金しろwwwwwwwwwww
これでTERAは犯罪によって作られたゲームとなった訳か・・・
>>10
俺はディアブロにいい思い出ないから
むしろ3の方がスルー対象だわ…
日本のゲーム会社と接触てどこと接触したんだ?
PSO2とかクソゲー笑わせんなwwww