朝鮮日報は 6日、
"国内リネージュ利用者である李さん（49）が、朝鮮ブローカーである金さんを通じて、
北朝鮮ハッカー部隊に巨額の金を渡し、ハッキングプログラムを受けて金儲けに利用しており、
これに対してソウル中央地検犯罪捜査課が礼状を取って捜査している" と報道した。

記事に登場しているハッキングプログラムとは、オンラインゲーム不法作業場として使われている
「BOT プログラム」 の事だ。

NCsoft は本報道に対して、
「リネージュの BOT プログラムは、会社のシステムやネットワークに無断侵入、或いは、
侵入せず単純にゲームプログラムをリバースエンジニアリングで分析して、ゲームプログラムと
似た動作をするプログラムに過ぎない」 と、
BOT プログラムとハッキングプログラムを理解していない間違った認識だと指摘した。

引き続き報道内容の中で、

"リネージュは累積加入会員だけで 1,000万人を越える代表的なオンラインゲームだ。
　一部利用者たちがハッキングで他人の武器と同じアイテムを盗んだり、アイテムを買う事が出来る
　ゲームマネーを現金取引するなど、副作用も多い"

と言う内容に対しても、
「リネージュの一部利用者たちがハッキングをしたという内容も全く事実とは異なっており、
　リネージュはネットワーク侵入行為など、ハッキングに合った事実は無い。」 と、
断固たる立場を明らかにした。

NCsoft 側は、このような内容を記した資料を朝鮮日報に伝達した状態だ。