2011年3月13日
韓国 ゲーム法改正案、国会本会議通過 [ 海外ゲーム情報 ] Tweet
3月 9日法司委をパスしたゲーム法改正案が国会本会議をパスした。
在席議員 257人中 231人の賛成だった。
この法案は 2008年に発意した法案であり、非常に遅い通過となった。
(inven)
今回通過されたゲーム法改正案の骨子は、オープンマーケットゲームの自律審議と、BOT プログラムの規制だ。
特に、青少年利用不可ゲームで無ければ、オープンマーケットゲームは自律的に審議を受ける事が出来る様になり、
韓国にはゲームカテゴリーが存在せず、仕方なく海外で販売していたゲーム会社はもちろん、
海外ゲームをプレイする為に、アメリカのアカウントを作る方式でゲームを楽しんでいた利用者たち、
これら全てが一息つく結果となった。
また、BOT プログラムの製作と販売も根本的に禁止される。
今までは、BOT プログラムなど非正常的な利用を通じて獲得したゲームマネーを現金に両替したり等、
複雑な条件を全て満たす事でのみ、ゲーム法に抵触する形となっていた。
その為、仕方なくゲーム法では無く、業務妨害や情報通信網法違反の疑いなどで取り締まりを進行していた。
本会議をパスしたゲーム法改正案は、早ければ 7月から適用される予定だ。
しかし、課題は残っている。
今回通過された改正案には、ゲーム中毒と関わる条項が抜けているからだ。
ゲーム中毒に関連して、「シャットダウン制度」 の適用範囲において、文化体育観光部と女性家族部が
張り付きながら網引きをしている現状だが、シャットダウン制が女性家族部の主張の様に、
スマートフォンやモバイルゲームにまで適用されるという結論が出た場合、
結局オープンマーケットのゲームカテゴリーは開かれない可能性もあり得る。
文化体育観光部は、現在法司委に渓流中の 「青少年保護法改正案」 がそのまま通過されれば、
ゲーム法改正案の立法主旨が消えると発言、続いて協議中だという立場を現した。
9日法司委で通過されなかった青少年保護法改正案は、
4月の臨時国会で、また協議が進行される予定だ。
投稿者 (む) : 2011年3月13日 17:25