2011年1月19日
「TERA の成功が NCsoft には祝福だ」 [ 海外ゲーム情報 ] Tweet
「TERA の成功が、NCsoft には祝福」 という投資者の意見が出た。
KTB投資証券は 18日公開した NCsoft の企業分析レポートで、
「TERA のオープンベータテスト後、4日間で NCsoft の株価は 15% 下落したが、
今回のオープンベータテストで NCsoft に及ぶ影響は制限的」 と明らかにしながら、
NCsoft の投資意見を Strong Buy で高めた。
「TERA」 は最近 NCsoft の 「AION」 を追い抜き、PC部屋シェアで 1位を占めるなど、初盤興行に出ている。
ところで、競争会社による新作の成功的な オープンベータテスト ローンチング、
プロ野球第 9団創立推進などで、NCsoft の株価が 15% と、
険しい下降傾向を見せる状況に出たレポートの内容が人目を引く。
この報告書は、「TERA の成功が NCsoft の祝福」 と明らかにしながら、3種類の理由を公開した。
●NCsoft に祝福である 3種類の理由
一番目の理由は、NCsoft 3兄弟(Lineage / リネージュ2 / AION)が、
「TERA」 のローンチングにとてもファインプレイをしたという事だ。
11日 オープンベータテストを始めた 「TERA」 は、良い初盤成績を記録している。
そんな中、NCsoft の発表によれば、自社の主要ゲームたちは 16日基準で PC部屋使用量が
前週に比べて 「AION」,「Lineage」 が 9% ほど下落したが、「リネージュ 2」 は 19.3% となり、
むしろ増加した事が現れた。
KTB投資証券レポートはこの結果に対して、
「20万名の同時接続者を記録したゲームのオープンベータテスト一週目末で、
(NC 3兄弟が)この位のトラフィック下落に留めたという事は相当なファインプレイだ。
全体最高同接に及ぶ影響は制限的な事だろう」 と明らかにした。
このレポートは、PC部屋比重は全体トラフィックの 20% であり、
残り 80% である個人アカウントには大きな影響は無いと仮定する時、
NCsoft 3兄弟に対する 「TERA」 の追い風は制限的だと判断した。
「TERA」 は現在無料サービス中だが、月額金額方式で商用化に入っていき、
それが既存ユーザーたちの NCsoft ゲーム決済を中断する可能性は制限的だろうという観測だ。
二番目の理由は、「TERA」 より高クオリティーである 「Blade&Soul」 と 「Guild Wars 2」 の
興行を打つ可能性がもっと高くなったからだ。
このレポートでは、
「TERA が出たお陰で Blade&Soul と Guild Wars 2 の発売が開始された時、
NCsoft のゲームたちがお互いに市場を蚕食するカニバライゼーションの可能性が
制限的だという事が前もって検証された」 と説明した。
韓国内ゲーム市場は、優秀なクオリティーのゲームがあれば、
ユーザーたちは帰って来る成長潜在力が大きい事業という事が立証されたという話だ。
三番目の理由は、「TERA」 はパブリッシングモデルだが、「Blade&Soul」 と 「Guild Wars 2」 は
直接開発、及び、海外版権確保を通じて投資収益を高める 「レバレッジ」 が期待されるという点だ。
レポートでは、
「NHN の TERA 版権は韓国と日本に限っており、営業利益の 50% を開発社に配る構造だが、
NCsoft の新作たちは収益を配分する必要がなく、海外版権も全て保有している」 と説明した。
次いでKTB投資証券は、「Blade&Soul」 の 1次 CBT が今年上半期内に行われると推正しており、
上半期中に 1次 CBT を実施したら、年内オープンベータテストは問題無いと見込んだ。
投稿者 (む) : 2011年1月19日 14:30
関連するかもしれない記事
コメント
リネIIがむしろ増加したとあるが、TERAとの因果関係は不明瞭だし、ファインプレイといってもなぁ。
この発言の真意はなんだろね。
離散した元リネIIチームへ向けたメッセージに聞こえなくも無い。
株価が15%も下落したから、とりあえず歯止めに何か言っとけってことじゃね
思ったより落ちなかった。だから大丈夫だってのはよくあるだろ
ff14に比べれば何もかも大成功。