リニューアルになった火鉢の感じは、一言で言うと次の様だ。

「難易度は down、範囲狩りの楽しさは up」

以前に比べて範囲狩りの難易度が低くなったし、モンスター回帰現象が大幅に緩和されて、
以前の様に狂乱の範囲狩りが可能だ。
この様なモンスター回帰現状の緩和は、各サーバー毎にある部屋概念の場所確保に
大きな変化を持って来てくれる様に見える。

心置きなく範囲狩りが出来る

パッチ以前は、部屋の中で守護者の様に存在したラヴァザウルスシリーズが、
分裂形態のモンスターに変わった為、追加的な経験値獲得が容易くなった。

既存のモンスターが全部死亡した後、ラヴァザウルスが追加的に登場する形式な為、
以前より確かに狩り時間が増えた。
その為、歌舞バフ 2分の長続き時間を最大限よく活用するのがカギになる。

以前はこんなに風に固まりだったラヴァザウルスが…

今はこんなに経験値の親孝行モンスターに大変身！

以前は部屋一つに 9～10匹位のモンスターが配置されていたが、
パッチ以後は部屋一つに 15～16匹位のモンスターが配置されており、
肉眼で見る限り、モンスターの個体数が大幅に上昇した様に感じられる事が出来る。

しかし、パッチ以前の分裂数と、現在のモンスター数は殆ど似ている為、
事実上 1回の範囲狩りで倒せるモンスターの量は、パッチ以前と比べて大差は無い。

モンスターが多くなった様だが、実は計算して見れば別に差は無い。



神々の火鉢の最大の変化点は、やはり範囲狩りの難易度下落だ。
部屋の中に再出現するモンスター１匹に積極的な攻撃行為（攻撃，ヘイト，デバフ等）をすれば、
部屋の中にいる全てのモンスターが全部寄ってくるからだ。

モンスターが攻撃を探知する範囲は、攻撃にあったモンスターの位置を基準として、
歌踊バフ適用範囲位だ。
とても広い範囲で同族性の認識をするので、弓でモンスターが再出現している中間を攻撃しても、
部屋一つ範囲は簡単に完了する。

大まかな同族性の認識範囲

ウィザード範囲狩りパーティーの場合も、敢えてナイト系列職業やソードミューズが引きをしなくても、
ウィザードが直接遠距離魔法を利用し、範囲狩りする方法も、充分に試みる事が出来る。
以前に比べれば、確かに範囲狩りの難易度は易しくなった訳だ。



しかし、モンスター回帰現象が緩和されて、範囲狩りの難易度が低くなったと言っても、
安心する事は出来ない。
モンスターが再出現する空間には、タールビートルが不規則的に現れるからだ。

タールビートルは、一般的にはターゲット自体が不可能であり、タールビートルの横に
一定時間を留まった場合、「タールスパイト」 というデバフが入って来る様になる。
このデバフは、5分間移動速度が 30%，防御力と回避が 10% 減少する効果がある。

範囲狩りをする職業には致命的なデバフなので、
タールビートルを避けて範囲狩りをする事が出来る様に気を使おう。

タールビートルのデバフ



もう上で、ラヴァザウルスシリーズモンスターが分裂モンスターとして
再誕生したという事実は分かっているでしょう。
しかし、それ以外の神々の火鉢モンスター配置も全般的に変化した為、よく見よう。

神々の火鉢上層モンスター配置図

上層地域の中で最大の変化を見せる所は、以前呪術師部屋に当たる地域だ
（マップの青色と青緑部分）
破滅の呪術師が削除されて、代わりに破滅の傭兵と破滅の騎士が
仲良く部屋 3個ずつを分けている様になった。
二人ともアンデッドモンスターである事は昔と変わらずなので、
神聖武器と暗黒属性防具を準備したら、難しく無い様に狩りが可能だろう。

下層入口に行く角の場合、破滅のアリマネスはそのまま存在するが、
既存のゴーレムが消えて、代わりにその場所に破滅のアシュラスと
破滅のバルログが新しく配置された（下層から追い出された？）
やはりこちらも悪魔狩り場であるだけに、神聖武器と暗黒属性防具を準備したら、
大きな難しさも無しに狩りが可能だ。

神々の火鉢下層モンスター配置図

下層地域も多くの変化が生じた。
パッチ前マグナス範囲狩りパーティーが大きく流行ったアシュラス部屋の場合、
アシュラスが消えて、代わりにアリマネスが下層まで下った形態に変わった。

パッチの前、S-DAI ＆ 金属繊維工場と呼ばれたドレイク部屋の場合、
モンスター構成はそのままだが、スポイルアイテムリストが変化して、
フォーチュンシーカーが含まれた S-DAI作業パーティーは見られなくなった。

一時フォーチュンシーカーたちの希望だった火鉢下層 S-DAI作業。これからは見られない。

最後に柱部屋、原型部屋、横方、運動場など、多様な名前と呼ばれた場所は、
現在ゴーレムの天国に変わった。
ゴーレムの移動速度が非常に遅くて、時たま遠距離火属性魔法攻撃までする事をを勘案すれば、
こちらが範囲狩りで落ち着くのはとても難しいだろう。
ただ、ラヴァストーンゴーレムが、スポイルで S-DAI を与える様に変化された為、
鈍器弱点を持っているゴーレム運動場は、近接パーティーが入って行く可能性が高いと予想される。

全体的に上層にある破滅の傭兵と、下層にあるゴーレム場を除いたら、
大部分のモンスターは魔法抵抗力が低い為、
ウィザード範囲パーティーにはここよりうってつけな狩り場は無い事と予想される。

また、上記モンスターたちを倒す場合に、一定確率で出現するラヴァザウルスシリーズは、
火属性に強い為、ミスティックミューズやエレメンタルマスターの水属性攻撃を
效果的に使う事が出来る。

火属性が強いモンスターたちなので、水属性攻撃がもっとも大きい被害を被る



クエストは既存と等しく、松明 1,000個を集めると S級武器レシピが手に入る。

ドロップは今回リニューアルによって、S級武器と防具、S80 防具アイテムがドロップで出て、
ダイナスティー級アイテム材料もスポイルで得る事が出来る。
属性原石も、一部モンスターから獲得する事が出来る。

経験値の場合、多くのユーザー達が多様な方法で狩りを試みている。
一例で火鉢下層マグナス範囲狩りパーティーの場合、
時間当り約 1%（80レベル基準）位のレベルアップ速度を見せると言う。
もちろん、多様な方法を使って、これよりもっと高い効率を上げる事も可能であり、
反対にもっと低い効率を見せる事も出来る。

この部分は、ユーザー達が判断しなければならない問題になるでしょう。

多くのユーザー達から愛されている火鉢下層マグナスパーティー



今まで神々の火鉢狩り場分析をして見た。
以前に比べて一部変化された点が目立つが、全体的に難易度が少し低くなり、
狩りの楽しさはたくさんになった為、狩りに喉が乾いていた多くのユーザー達には
神々の火鉢は長年の狩りの欲求を解放させる事が出来る空間になるだろう。

ただ、過度な範囲狩りや、場所取りにとる紛争が誘発される可能性があるので、
神々の火鉢で狩るユーザー達は、なるべく適切な空間を設定して、
他ユーザー達と衝突が起きない様、注意を傾けなければならないでしょう。