NCsoft は、モバイルダ MMORPG 「リネージュ2M」 を、来る 11月 27日から、
Google Play と Apple AppStore にて正式サービスすると明らかにした。

「リネージュ2M」 は、PCMMORPG 「リネージュ2」 IP（知的財産権）の、
世界観を引き継ぐ下半期大作の中の 1つだ。

このゲームは、4K UHD グラフィックと、
オブジェクト物理衝突、及び、シームレス ローディング遅延技術、
大規模戦闘に特化したオープン フィールド サーバー環境、
モバイルと PC を連結するゲーミング プラットホーム 「パープル」 連動など、
様々な要素を支援しているのが特徴だ。

業界では、リネージュ2M の興行性は高いという評価を受けている。
事前予約数が歴代新記録を更新している為だ。

NCsoft 側は、去る 9月 5日からリネージュ2M 事前予約プロモーションを進行して、
総 57日で事前予約数が 700万を達成した。
これは 「リネージュM」 が持っていた、韓国内における最多事前予約数、
550万を超えている歴代新記録だ。

また、キャラクター事前生成にも、多くのプレイヤーが殺到しており、
興行への期待を高めている。
現在事前キャラクター生成サーバーは、120サーバーが全て締め切られている状態だ。

一般的には、サーバー毎に 5000人を収容する為、
少なくとも 60万人が前もって殺到した事が推定される。

市場では、リネージュ2M が新作のみならず、
既存 NCsoft の人気作である 「リネージュM」 の成果を超えられるか注視している。

「リネージュM」 は、NCsoft がモバイルゲーム会社に体質を変更させた人気作だ。
韓国での リネージュM は、サービス開始から約 29ヶ月以上、
Google Play にて売上 1位を維持しており、
去る 2017年 6月に正式サービスが開始された リネージュM の推定売上は、
1日の最高売上 130億ウォン、1ヶ月の累積売上約 2,300億ウォンと予測されている。

業界では、NCsoft 内作品における競争を見つつも、
それぞれ他の IP だという点で、売上の蚕食は起きないだろうと予想している。
リネージュM に引き続き、リネージュ2M が NCsoft の新しい成長動力になるか、
期待されている状況だ。

なお、業界は 「リネージュ2M」 より先にサービスが開始される、
Nexon 「V4」 と、LINE GAMES 「Exos Heroes」 の競争結果も見守っている。

V4 は 11月 7日、Exos Heroes は 11月 21日に正式サービス開始であり、
この 2つのゲームが素早く市場再編に成功した場合、リネージュ2M の立ち位置が
危うくなる可能性がある。

業界のとある関係者は、
「事前予約が 700万集まった リネージュ2M の正式サービス日が確定した。
　リネージュ2M は、下半期大作の中の 1つだと数えられている。
　今月末、モバイルゲーム市場の競争は、さらに激しくなるだろう」 と語った。