2018年7月17日
NCsoft、「リネージュ M」 韓国の成果を日本も引き継ぐ。日本サービス開始に意欲 [ モバイル関連 , 情報・ニュース等 ] Tweet
●エヌシージャパンの司令塔に本社の専務を立てて現地化主力
NCsoft が、日本のモバイルゲーム市場攻略を本格的に始動させる。
モバイルゲーム 「リネージュ M」 で得た韓国での成果を、日本でもそのまま
引き継げる様に、NCsoft は人力再編から地盤を固めている状態だ。
(デイリー韓国)
NCsoft はモバイル MMORPG 「リネージュ M」 を、年内に日本でサービスする予定だ。
リネージュM は去年 6月、韓国のサービス開始に引き続き、
12月には台湾に進出して、両大マーケットを席巻する気炎を吐いた。
リネージュ M は、韓国サービス開始以後、GooglePlay 最高売上 1位を維持しており、
1年間の累積売上だけでも、1兆 4000億ウォンを超えている事が知られている。
これは韓国モバイルゲーム史上最高の実績であり、
グローバル市場でも指折り数える程度の実績だ。
台湾では、現地パートナー社ガマニアを通じて、去年 12月から本格的なサービスを始めた。
原作 PC オンラインゲーム 「リネージュ1」 が変わらず生きている台湾では、
「リネージュ M」 はサービス開始前から話題を集めて、市場を席巻した。
NCsoft の新しいターゲットである日本は、現地パートナーを通じず、
エヌシージャパンを通じて直接サービスを行う。
エヌシージャパンは日本で NCsoft の PC オンラインゲームである、
「リネージュ1」,「リネージュ 2」,「アイオン」,「ブレイドアンドソウル」 などを
現在サービスしており、ノウハウを積んでいる為という認識だ。
特に、日本は韓国と台湾に引き続き、
原作リネージュの IP(知識財産権)が生きている国の中の 1つだ。
現在も PC オンラインゲーム 「リネージュ1」 がサービスされている国であり、
リネージュ M に対する期待感も高い国の 1つだと見られている。
去年の日本モバイルゲーム市場規模は、約 9兆8000億ウォン(約 9600億円) 水準と推算されており、
iOS 中心に発達した日本モバイルゲーム市場は、
韓国モバイルゲーム市場(約 5兆ウォン)と比べて、 2倍の水準だ。
リネージュ M が、日本で韓国の成果をそのまま引き継げる事になれば、
NCsoft はその間、新作の不在に対するリスクも全て終息する事になる。
リネージュM の日本市場進出に対するキー人物は、
キム テクホン NCsoft 副社長(エヌシージャパン代表取締役)と、
2人の NCsoft パブリッシングセンター長(専務と常務)だ。
NCsoft は日本モバイルゲーム市場を主要目標にする為に、
今年初めエヌシージャパンの司令塔に、専務のパブリッシングセンター長を当てた。
既存専務が引き受けていた Ntreev Soft の代表は、
常務のパブリッシングセンターが担当する事になっており、
キム テクホン副社長がアジア・太平洋ビジネス総括を引き受けながら、
日本市場はパブリッシングセンター長専務が役割を担う事になる。
NCsoft は リネージュ M の莫大な韓国成果を土台に、
既存の開発中心を脱皮して、事業部中心へと再編されたのだ。
また、キム・テクジン NCsoft 代表も、これに更なる力を加えている。
去る 5月 15日、2年 6ヶ月ぶりに公式場へと姿を現したキム・テクジン代表は、
リネージュ M が原作とは別途の IP として育成し、独自の道を歩くと宣言した。
これは、リネージュ M が事業部と有機的な構造となって、
サービスをしていくという意味だと分析される。
当時、キム・テクジン代表は、
「リネージュ M は、原作 PCオンラインゲーム リネージュ1 との結合を念頭に置いて、
サービスを開始したが、予想と期待値に対する完璧な超越が発生して、
リネージュ M だけの独自的な道を歩けると確信できる様になった」 と語った。
リネージュ M の日本サービスについて、NCsoft 関係者は、
「リネージュ M は韓国版とは異なり、日本版として別に作成されている。
サービス開始初期、今年の年末には日本市場へと進出する計画だと明らかにしたが、
現在リネージュ M の日本サービス日程は、確定されてない状態だ」 と明らかにした。
投稿者 (む) : 2018年7月17日 01:02
関連するかもしれない記事
コメント
直営は不安ね・・・