「リネージュM」 は NCsoft の野心作と同時に、上半期の期待作品として数えられている。
このゲームは、サービス 19年目に突入した PC オンラインゲーム 「リネージュ1」 を受け継いだ作品で、
サービス開始前から 30代 ～ 40代ゲーム利用者の関心を捕らえる事に成功した。

5月 31日、関連業界によると、新作を準備しているゲーム会社たちは、
NCsoft の自社開発モバイル MMORPG リネージュM のサービス開始に、神経を尖らせている。
リネージュM の IP 波及力は、既に 「リネージュ2 レボリューション」 を通じて立証されているからだ。

ネットマーブルゲームズがサービスして、ネットマーブルネオが開発した 「リネージュ2 レボリューション」 は、
は韓国内において最大興行成績を記録した。
去年 12月に姿を現したこのゲームは、サービス開始 1ヶ月で売上 2000億ウォンを突破、
3ヶ月で累積売上約 5000億ウォンを記録したと伝えられている。

この為、業界では リネージュM との正面勝負を進行する事には、少し否定的な反応を見せた。
コンテンツの質では無く、サービス開始前から話題になっている新作と直接対決する事は、
相当な負担があるからだ。

一業界関係者は、
「リネージュM と同じ日に新作をサービスする。
　もし、周辺でこの様な計画が明らかにされたら、止めなければならないでしょう。
　ゲームコンテンツの質のみならず、サービス開始のタイミングは重要だ。
　リネージュM と競争したいと思うゲーム会社は無い」 と、言い切った。

また、他の関係者は、
「新作を準備している知人がいるが、リネージュM サービス開始前に出すか悩んでいた。
　リネージュ IP と競争する事はデメリットにしかならない。
　韓国では リネージュ IP を無視する事は出来ないからだ」 と言った。

それならば、リネージュM の期待感はどうなっているのか？
興行と比例されるという事前予約数だけ見ても、その実力を伺う事ができる。

NCsoft 側が公式的に明らかにした リネージュM の予約者数は、現在 400万だ。
事前予約を始めてから 32日で成した成果で、韓国モバイルゲーム界の歴史上、
初めて見る数字でもある。
ゲームに対する好奇心と期待感が、同時に共存している結果だ。

さらに、リネージュM のキャラクター事前生成サーバーも、利用者で混雑した。
サーバーは 100個オープンしたが、ほぼ 1週間でキャラクター生成率は 100％ に到達、
NCsoft はサーバーを 20個を新たに追加した。

キャラクター事前生成サーバーに、利用者が短期間で殺到したのは、キャラクター名の先行獲得のみならず、
同じサーバーで一緒にゲームを楽しみたいと思う利用者が多かったからだ。

一緒にゲームを楽しもうとする利用者たちが多ければ多いほど、ゲームの寿命は延びる。
今後 リネージュM が、原作 PC ゲームの様に長い間人気を保てるか、見守らなければならない。

一専門家は、
「リネージュM は過去原作 PC リネージュ を楽しんだ利用者の関心を捕らえる事に成功して、
　短期間の間に高い事前予約数、キャラクター生成率を記録した。
　新作を準備している他ゲーム社が、リネージュM のサービス開始を伺うのは当然だ。
　リネージュM が リネージュ2 レボリューションと同様、もしくは、上回る興行成績を
　記録するかが、観戦のポイントとなる」 と語った。

6月 21日に韓国でサービスが開始される 「リネージュM」 は、
原作 PC オンラインゲーム リネージュ1 のコンテンツを、モバイル機器に最適化したのが特徴だ。
このゲームは、利用者のキャラクターがオープンフィールドで出会い、自由に戦闘を楽しめる様に構成されており、
血盟（ギルド）中心の大規模戦闘と、利用者間アイテム取引システムなどを強調している。