2016年6月28日
「この単語はどういう意味?」 NCsoft 文化財団 「ゲーム辞書」 初出版 [ 情報・ニュース等 ] Tweet
ゲーム産業に統一された単語を定義して、ゲーム利用者と非利用者の
疎通を行える 「ゲーム辞書」 が、韓国で初出版された。
NCsoft 文化財団は 28日、ソウルで 「ゲーム辞書」 の製作発表会を開催した。
NCsoft 文化財団理事長は、
「ゲームは、韓国では国際競争力のある分野だが、一方でゲームは簡単に軽蔑される事もよくあった。
これは、ゲームに対する体系的研究や、学術的価値を盛った研究が無かったからだと考えて、
ゲーム辞書を通じて、ゲームに対する社会理解を高められる可能性を得ようと考えた」 と、明らかにした。
引き継いで NCsoft 専務が、ゲーム辞書の編さん過程に対して説明が行われた。
今回のゲーム辞書は、韓国初ゲームに関わる単語を体系的に整理した辞書であり、
NCsoft が編さんして、デジタルストーリーテリング学会が筆を執り、
招待文化部長官が甘受したという。
価格は 68,000 ウォン(約 5,929円)で、約 1,300 ページだ。
NCsoft とデジタルストーリーテリング学会は、
約 5年間の間、ゲームウェブ上の使用者コミュニティやゲーム情報、
ニュース項目のテキストで、一番多く使われる用語を抽出し、整理した。
また、NCsoft は表題語の選定基準も公開して、追加的に前もって掲載する単語も募集した。
これを通じて、多様な利用者から 8,000 以上の単語が建議されたという。
辞書の構成は、ゲームで主に使われる単語を選定して、これを説明している内容だ。
単語はゲーム開発に使われる単語と、ゲームをプレイする利用者が使用する言語、
そして、社会的現象などに対する単語などで分けられた。
また、時代別で重要なゲームを選定して、代表ゲーム線という項目で分類した。
このリストには、韓国 MMORPG で熱風を引き起こした 「リネージュ1」 や、
eスポーツを活性化させた 「StarCraft」 などが含まれている。
NCsoft 専務は、
「辞書を製作する時、NCsoft 内でも開発部署と非開発部書間の意思疎通を促進して、
ゲーム産業への就業を準備中の学生たちや、学際的な研究に関心がある、
非ゲーム分野研究者の手助けを提供しようと思い、製作した」 と発言した。
また、
「辞書を通じて、お子さんや親など、ゲームを楽しむ世代と、
そうではない世代間の疎通を手助けする事ができると思う」 と強調した。
デジタルストーリーテリング学会教授は、
「ゲーム辞書は、初めて作成した物なので、充分でない部分もあると思います。
しかし、辞書は持続的,体系的に発行していく事が重要だと考えています。
ゲーム辞書が今回で終わりでは無く、社会で意味のある蔵書として残れる様、
これからも努力していこうと考えています」 と語った。
引き継いで教授は、
「今まで辞書は、確定されて変わらない価値にだけ価値があるという認識があった。
しかし、今は全てのものが常に変化していて、新しいものが常に登場する時代だ。
整形化された本という形態だが、これからも変化できる未来を盛り込んだ。
今後も改善を通じて、発展した辞書をお見せしようと思う」 と言った。
投稿者 (む) : 2016年6月28日 16:47