2014年7月 8日
セヌリ党キム議員、シャットダウン制廃止法案を発議 [ 情報・ニュース等 ] Tweet
セヌリ党キム・サンミン議員が 7日、青少年のインターネットゲームの
深夜利用時間を制限する 「強制シャットダウン制」 を廃止する為の、
「青少年保護法一部改訂法律案」 を発意したと明らかにした。
これと共に、ゲーム中毒問題を予防して解消する為の補完策として、
「ゲーム産業振興に関する法律一部改訂法律案」 を発意して、
ゲーム中毒に対する憂慮の声の為に、代案を用意した。
先に発意した 「青少年保護法一部改訂法律案」 が通過されれば、
利用者本人、または、法定代理人が要請する場合に限り、利用時間が制限される
シャットダウン制が実施される様になり、ゲーム利用者の自立権が保障される様に見える。
キム・サンミン議員は、
「現在、女性家族部で実施している強制シャットダウン制は、
青少年がゲームに対して、過多に没入する現象を防止する為に導入したという主旨は良いが、
大人の ID 盗用,海外サーバーを通じたゲーム利用等の方式によって回避が可能であり、
実効性がとても低い不必要な規制だ」 と指摘した。
これと共にシャットダウン制に対して、
「何よりも強制シャットダウン制は、青少年の自分自身の決定権と自律性、
そして、主体性を侵害している」 と話し、シャットダウン制廃止の必要性を強調した。
彼は引き継いで、当法案に明示された用語 「インターネットゲーム中毒」 を、
「インターネットゲーム没入」 に取り替えた。
これは、「インターネットゲーム中毒」 が医学界でも明確な基準が無い用語であり、
青少年たちに 「中毒者」 という否定的レッテルを貼られる問題を解消する為に用意された。
二番目に発意した 「ゲーム産業振興に関する法律一部改訂法律案」 では、
政府がゲーム没入等の予防と解消の為の基本計画、及び、施行計画を樹立する様にして、
ゲームの正しい利用とゲーム没入予防、及び、解消の為に必要な教育・広報実施に関する
内容を補完する様にし、ゲーム没入対応委員会、及び、ゲーム没入対応センターを設置して、
ゲーム没入の予防、及び、解消に関する政策を審議・運営する様にする内容を記している。
キム議員は、
「青少年たちのインターネットゲーム利用を、無条件にゲーム中毒とするのでは無く、
インターネットゲーム過多没入に対する多様な問題的状態を認知して、
その予防と解消の為の政策的裏付が先行されなければならない」 と強調した。
彼は、
「私たちの子供達を殺すのはゲームでは無く、入試中心,成績中毒中心の不便な教育現実と、
青少年の為の正しい遊び・余暇活動の総体的不在だ」 と明らかにして、
政策的代案用意の必要性を力説した。
投稿者 (む) : 2014年7月 8日 13:48