2014年1月23日
NCsoft、飛躍が注目される理由 [ 情報・ニュース等 ] Tweet
「リネージュ」,「ギルドウォーズ」,「アイオン」 等、韓国ゲームの歴史を
常に引いて来た NCsoft が、今年もう一度跳躍を成す事が出来るのか、
業界の関心が高まっている。
海外に目を向けた 「Blade&Soul」 と 「Guild Wars 2」 の本格的なグローバル成果が期待され、
数年間準備して来た新作 「ワイルドスター」 と 「リネージュエターナル」 も、今年出撃の用意を
取り揃えているからだ。
NCsoft の成長と共に、韓国ゲームの歴史に意味ある発展が期待されている。
23日、関連業界によれば、1997年 3月に設立された NCsoft(代表:キム テクジン)は、
韓国オンラインゲーム産業を起こした主役として評価を受けている。
有能なゲーム人才養成所としても有名だ。
NCsoft は 1998年、「リネージュ1」 にて韓国 MMORPG 市場を導き出し、
これは韓国全土のインターネットインフラ構築と、ネットカフェ普及拡大等に大きく寄与した。
「リネージュ」 一つで一躍スター級にのし上がったこの会社の株価は、
2000年に上場した後、数年間優良株として評価されて来た。
その後、2003年 「リネージュ 2」,2005年 「ギルドウォーズ」,2008年 「アイオン」,
2012年 「Blade&Soul」,「Guild Wars 2」 等、人気作を続々排出して、
韓国内における代表的なゲーム会社へと成長した。
創立当時、資本金 8億ウォンに過ぎなかった会社の規模は、
アイオンが市場に大きな反響を催した 2009年、108億ウォンまで飛び上がった。
18人で始めた NCsoft 人力も、2013年 9月時には 2,000人以上にまで増加したし、
アイオン,Blade&Soul 等、NCsoft 代表ゲームの韓国ネットカフェシェアを全て加えれば、
全体の約 10% に達するまでに至っている。
強気である外国製ゲームが大挙する中、とても高いパーセンテージを占めている訳だ。
この会社の 2012年年間売上は、7,535億ウォン・営業利益 1,513億ウォンであり、
2013年の展望値は、売上 7,900億ウォン・営業利益 1,700億ウォンとなっている。
代表的な支社は、北米,日本,台湾等にあり、系列会社は 16個にも達する。
階段式の成長を成して来た NCsoft は、今年もう一度大幅な跳躍が予想される。
既に去年末から Blade&Soul 中国サービスが順調に進行中の中、
北米とヨーロッパでヒットをした Guild Wars 2 も、今年中国商用化が予定されている。
特に Blade&Soul は、現在中国で総 210台のサーバーを設置してサービス中であり、
中国のネットカフェシェア 11.3% を記録する等、
「League of Legends」 と 「クロスファイア」 を引き継ぐ、また一つの大作誕生を予告した状態だ。
ここに NCsoft 傘下である Carbine Studio が開発中の 「ワイルドスター」 が、
今年上半期に正式サービスを行う予定であり、期待作である 「リネージュエターナル」 も、
年内に公開される様に見えていて、NCsoft に対する期待感は徐々に高まっている雰囲気だ。
投資証券報告書によると、NCsoft は今年売上 1兆860億ウォン,営業利益 4,868億ウォンを記録、
険しい成長勢が予想されている。
これは中国で発生するロイヤルティ、及び、グローバル実績が大きく増加すると見込まれている為だ。
今年の Blade&Soul 中国ロイヤルティ予想売上高だけで、大凡 2,128億ウォンに達すると言う。
ゲーム業界関係者は、
「NCsoft は会社自らの成長も驚くべきだが、今までの韓国ゲーム産業を育てる為に、
手助けとなった会社でもある。
市場期待値も高く、小さな失策で多くの批判を受けたりもするが、純粋な開発作品で、
韓国だけでは無く、グローバル市場で価値を認められる、唯一の韓国ゲーム会社だ」 と語った。
また、彼は、
「Blade&Soul は、中国で商用化の前段階であるオープンベータテスト期間にも関わらず、
テンセントの力量とかみ合って、良い成果を納めている。
また、Guild Wars 2 中国発売開始も控えている為、NCsoft と韓国ゲーム産業の位相が、
一段階ジャンプするだろう」 と見通した。
投稿者 (む) : 2014年1月23日 13:12
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コメント
作り手が逃げ出した企業がどう再興するのか見物だな
リネ2に関しては既に着陸点を模索してそうだけどw
まぁ日本市場ではもうNCのタイトルの復権はないだろうね。