2014年1月10日
韓国主要ゲーム会社、モバイルからオンラインゲームに Uターン [ 情報・ニュース等 , 海外ゲーム情報 ] Tweet
モバイルゲームに移行しようとしていた韓国ゲーム企業等が、
またオンラインゲームへと回帰しようとする動きを見せている。
モバイルゲーム市場の競争があまりにも熾烈な上に難しく、
成功しても収益性が落ちて利益を得られないからだ。
(gameshot)
韓国を代表するゲーム開発会社である NCsoft は、開発人力 1,500人余りの中、
大多数が相変わらずオンラインゲームを製作している。
NCsoft は 「リネージュ1」,「リネージュ2」,「アイオン」,「Blade&Soul」 様な
大作ゲームのアップデート以外にも、新作 「リネージュエターナル」 の初テストを準備している。
2011年、Gstar を通じて公開された 「リネージュエターナル」 は、大規模戦闘映像が注目されたし、
現時点では期待順位 1位のオンラインゲームとして数えられている。
また、NCsoft は去年、前Blizzard Entertainment Korea 代表が設立した新開発社
「Molten Games」 に数百万ドルを投資、配給圏を確保した状態だ。
Molten Games は現在 「オンライン アクションゲーム」 を製作しているという。
NCsoft 以外では、ネクソンが今年内において、
自社の代表作と言える 「メイプルストーリー」 の後続作 「メイプルストーリー2」 の、
初クローズドベータテストを実施する予定だ。
クォータービュー方式の 「メイプルストーリー2」 は、メイプルストーリーの世界観を土台にして、
モンスターや背景等、一部特性のみを活かした差別化されたゲームを目標にしており、
これを基点に、今まで重点を置いたモバイルゲーム事業の選別に入る見込みだ。
また、モバイルゲームに一番積極的だった CJ E&M ネットマーブルとウィメイド エンターテイメントも、
最近になって新規モバイルゲームのパブリッシング契約を中止した状態だ。
証券街は、ゲーム会社のオンラインゲーム Uターンが加速化される筈だという分析を出している。
IBK投資証券の研究員は、
「最近競争の激しい既存市場に見えたオンラインゲーム市場は、また注目するに値する時点になっている。
オンラインゲームは、韓国内は既存ゲームの収益性を守りながら中国に進出して、
新しい収益を新規で作る事が出来るかどうかがカギとなっている」 と、説明した。
東洋証券の研究員も、
「モバイルゲーム市場は時間当たり 24個、毎月 17,000個のゲームが新たに発売開始されており、
一会社、一つのゲームに対する興行確率を信頼する事は出来ない」 と強調した。
彼は引き続き、
「モバイルゲームよりも、去る 10年余りのグローバル興行経験が高い、
オンラインゲーム開発に対して、投資する事が望ましい」 と見込んだ。
去年、NCsoft から大規模投資を受けた Molten Games の代表も、
「モバイルは競争が酷く、収益性が低いモバイルゲームに投資する所は益々少なくなっている。
むしろ成功すれば相変わらず大きな収益性が保障されるオンラインゲーム産業に、
再度お金が使われる様になっている状況だ」 と語った。
投稿者 (む) : 2014年1月10日 13:01