2013年12月 4日
近距離格闘、近距離呪文!テストサーバーに吹くアルテイアの風 [ 3rd THRONE アルテイア特集 ] Tweet
リネージュ2 が正式サービスを始めてから、10年が経過した。
覚醒システムで職業群は大きな変化を経験したが、種族群については
カマエルが追加された以後 6年間、変化が無かった。
そうした中、テストサーバーに次元の異邦者たちがアップデートされ、
風の神サイハの子アルテイアが、ゲーム中にその姿を現した。
(inven)
アルテイア種族のクラスは、
躍動的な動きを見せながら敵を格闘武器に圧して行く近接攻撃手 「グラビティレンク」 と、
近接魔法使いという独特の戦闘方式を持っている 「サイハズシハ」 二つが具現化された。
アルテイアの転職系譜
新種族だけの特徴は、そして、どんな戦闘方式を持っているのか?
●アルテイアはどんな種族?種族概要
アルテイアは他の種族たちと違い、女性キャラクターのみを選択する事が出来る。
陽気な少女のイメージを持っているアルテイアは、そのイメージの速度感もあって、
楽しくプレイが出来る種族だ。
種族スキルには、「風の神の子孫」 という名前に相応しく、
風 / 神聖属性が増加する 「ウインドウィル パワー」 を持っており、
「テネショス」 を通じて、最大 HP 1% と移動速度 4 増加の効果を得られる。
また、プレイをしてみると、短いクールタイム スキルを続けて使いながら攻撃するクラスなのに、マナ消耗量を 1% 減少させる 「プロフィシェント」 を持っていて、MP 管理が少し容易だ。
アルテイアの 3種パッシブスキル
選択する事が出来る職業は、最終的にグラビティレンクに転職するファイター系列、
サイハズシハに転職するメイジ系列がある。
別の分岐は持っておらず、キャラクター選択をする時、どんなクラスを選択するかによって、
最終職業まで決定される形態だ。
転職の形態も、既存の種族とは異なる。
他のクラスたちが 20 レベル,40 レベル,76 レベル,85 レベルに、
それぞれ 1次,2次,3次,4次(覚醒)転職をする形態に比べて、
アルテイアは転職では無く、「解放」 という構造を持っている。
1次解放は他クラスの 2次転職と等しい 40 レベルで可能で、
76 レベルには 2次解放、85 レベルには 3次解放が可能だ。
また、アルテイアはサブクラスを生成する事が出来ない。だが、デュアルクラスは可能だ。
アルテイアは 85 レベル以上から 3次解放まで完了した場合、
「運命の風、影」 クエストを完了すれば、「レアヌ」 を通じてデュアルクラスを追加する事が出来る。
この時、職業制限が存在し、アルテイアはアルテイア種族クラスをデュアルクラスに選択出来ない。
即ち、メインはグラビティレンク、デュアルはサイハズシハにする事は不可能だという事だ。
アルテイアはデュアル クラス スロット自体が通常と異なる。
他種族と同じく、ティール マエストロとイース ドミネーターの様な固有した能力を持っており、
選択に制限がかかっているクラスも、デュアルクラスで選択する事は出来ない。
これ以外のクラスは自由に選択が可能であり、
アルテイア種族クラスでデュアルクラスを追加すれば、85 レベル覚醒クラスが生成される。
追加されたデュアルクラスの姿、追加時直ちに 85 レベルで適用される。
●クラス別プレイスタイル
・蝶の様に舞い、蜂の様に刺す!グラビティレンク
グラビティレンクは、ティール グランドカバタリ以外で、唯一格闘武器を 「専門的」 に使うクラスだ。
グランドカバタリがそうした様に、両手に握った格闘武器で力強い攻撃を降り注ぐ。
ただ、グランドカバタリはトーテムを運用し、敵を牽制して通常攻撃を主として争うタイプであるのに対し、
グラビティレンクはこれより高いスキル使用頻度を見せながら、敵を弱化させ、
スキルでダメージを与えるスタイルを持つ。
多様な種類の素早い攻撃で敵を圧するグラビティレンク
既存クラスに比べれば、スキル使用頻度が圧倒的に高い事も、一つの特徴だ。
主力ディーリングスキルの 「ダブル サイドアタック」 は、クールタイムが非常に少なく、
対象の防御力を減少させる効果がある為、必須として運用されるスキルだ。
中距離から近付く事が出来るスキルである 「レフト / ライト サイドスタブ」 は、
それぞれスタンと格闘武器耐性減少を持っているし、
ダブル サイドアタックはスタン対象攻撃時、追加ダメージまで存在している為、
核心連携スキルとなるスキルだ。
スキル主体かと思いきや、通常攻撃も劣らない。
常時適用可能な自己バフである 「グラビティパワー」 の場合、
攻撃力とスキル威力が同時に増加する効果があって、
「グラビティ パンチ」 を習得すれば、通常攻撃時、一定確率で 4倍のダメージを与えられる。
しかし、スキルのクールがとても短いので、実質的なスキル攻撃と通常攻撃の比重は、
6:4 以上にスキル比重が高いと言える。
ただ、パーティープレイの場合、ハーブがドロップしない狩場でスキルを連発すれば、
MP 不足で火力が急減する結果を生む事にもなるので、注意が必要だ!
クールタイムが存在する力強いバフスキルも、あまねく取り揃えている。
全ての攻撃が後方から攻撃する効果を出す 「ディストーション」 と、
全般的な火力を強化させて、長続き時間中は HP が 1 になっても死亡しない、
「マインド オブ スチール」 が、攻撃的なバフスキルだ。
おびただしい火力を出す「マインド オブ スチール」。
通常攻撃力 4倍は、他の追随を許さない。
これ以外にも、自分周辺に遠距離攻撃を無効化する空間を形成する 「スポルレイション」 や、
敵を歪んだ空間の中に閉じ込めて、戦闘能力を下落させて圧する事が出来る 「ワープドスペース」 等、
他のスキルも存在する。
グラビティレンクは、解放をする前は 1対1 で力強い姿を見せる典型的な格闘型クラスだが、
解放を経た後は、重力を利用して自分を強化したり、多数の対象にダメージを与えつつ、
空間を掌握して、自分に有利な戦場を作る独特の能力を見せた。
広域デバフで敵多数を無力化
範囲内にいる敵が多い程、威力が強まる 「リバース ウェート」。詠唱時間が長いのが短所。
ソロプレイをする時には、サイドスタブ類の接近スキルと、各種攻撃スキルを使いまくっても、
ハーブで回復に当てる事が出来る為、全スキルを運用して敵を圧した方が良い。
レフト サイドスタブでスタンを掛けて、ダブル サイドアタックで追加ダメージを与えた後、
対象が攻撃をしようと思う時に、レフト サイドスタブでターゲットを解除させながら、
格闘武器耐性を減少させる。
次に、バックスピン ブローやグラビティ ヘッドブロー等、力強いスキルを使って仕上げる。
パーティープレイでは、MP が簡単に枯渇してしまう為、
出来るだけライト サイドスタブの格闘武器耐性減少と、
ダブル サイドアタックの物理防御力減少効果を活用して、後方を取りつつ、
通常攻撃でダメージを与えた方が良いだろう。
スキル一つ一つの MP 消耗量は少ないが、クールタイムが本当に短くて、
永延使っているとあっという間に MP が底をつくので、気を付けなければならない。
経験値獲得の為、持続的なモンスター狩りをする場所なら、マインド オブ スチールをクール毎に使用し、
突破型ダンジョンであるカルティアの迷宮などでは、初盤に攻撃型バフ一度使用し、
以後は温存しつつ最後のボス戦で使用して戦う事をお勧めする。
●重量を加えて爆発させる連携型魔法使い!サイハズシハ
サイハズシハは、魔法攻撃をするウィザード系列クラスだが、少し独特の特徴を持っている。
先に、「武器」 だ。
実際 リネージュ2 では、クリティカル確率が高い刀剣類武器が鈍器類武器より選好されるが、
これは物理攻撃手では無いウィザードクラスでも適用されており、
魔法剣武器が魔法鈍器よりずっと使用量が多い。
鈍器って何?食べるの?デザイン上でも剣の方が人気はずっと高い。
また、魔法武器の場合、片手武器 + シギルと、両手武器に分かれているが、
大部分の場合は 「片手武器 + シギル」 が選択され、両手魔法武器は相対的に捨てられる武器だった。
しかし、今回サイハズシハの追加により、状況が変化した。
サイハズシハは、基本的に 「スペリアル ブランドウェポン マスタリー」 を持っており、
鈍器着用時、魔法力,魔法速度が増加する効果があり、魔法鈍器を使う方がずっと良い。
また、ここに追加でアルテイアは、風に乗って戦う種族である事により、
盾とシギルを装備する事が出来ないという設定が存在する。
これは 「スペリアル ローブ マスタリー」 を通じて確認する事が出来る部分だ。
これにより、シギルを装備する事が出来ないサイハズシハは、
あえて魔法力が低い片手鈍器を装備する理由が無い。
サイハズシハは、シギルと盾の装備が不可能だ。両手鈍器を使った方が良い。
武器以外にも、独特の特徴が一つある。
それは正に 「近距離型魔法使い」 であるという点だ。
一般的なウィザード系列クラスが、遠距離から魔法攻撃を与え、クールタイムが戻るまで逃げて、
クールタイムが終われば再度キャスティングするというヒット&ラン方式の戦闘を繰り広げるのに対し、
サイハズシハはインファイティングを繰り広げる。
一般的な近距離物理スキルと距離が等しい魔法スキルを使う為、
敵にくっついて戦闘をする様になるサイハズシハだが、防具はローブの為に防御力は低い。
ターゲットを獲得すれば危険になる事も多々ある為、パーティープレイでは注意が必要だ。
サイハズシハの戦闘方式は、近距離で戦闘を繰り広げるクラスデザインに似合う、
重量と爆発のシステムを持っている。
「ヒューリー オブ サイハ」,「エクスキュション オブ サイハ」 などのク攻撃型バフや、
基本攻撃スキルである 「ハイドロ アタック」 を通じて 「サイン オブ ストーム」 を重複させて、
「ハイドロ フレア」,「ハイドロ ドレイン」 等、サイン オブ ストームを取り除きながら、
大ダメージを与えるスキルで仕上げる形態の攻撃を取る。
サイン オブ ストーム 3重複を知らせる緑目の玉
攻撃的に使う基本的な攻撃バフとしては 「ストーム アイ」 を保有しており、
このスキルは魔法クリティカル確率,物理 / 魔法防御力増加効果を持っていて、
30秒間力強いダメージを与えるのに手助けとなる。
解放を行った後では、「スレトニング ウインド」 で、一度にサイン オブ ストームを Lv3 まで
重複される事が出来て、スキル連携をもっと早く行う事が出来る様になる。
これ以外にも、「ブレス オブ サイハ」 を利用して、周辺パーティー員の移動速度,ノックバック,
ノックダウン,キャプチャー,空中束縛,ヘイト耐性を増加させる事が出来るし、
「ヘッド ウインド」 で対象と自分の位置を入れ替えた後、「アシマルレート」 や、
「イリュージョン ウインド」 で隠れる事が出来て、RvR 戦闘においては、
この上無く大きな影響を及ぼすクラスになる事が出来る様に見える。
グラビティレンクと同じく、初盤は単一が強く、解放後は広域スキルが追加される形態だが、
サイハズシハの場合は、解放後の連携が強化され、デバフ / デバフ解除に関連するスキルが多くなる。
多数 vs 多数のプレイ時、交戦において影響力が高いスキルを保有している事が特徴だ。
サイハズシハのプレイスタイルは、狩りをする時と多人数交戦時で大きな差を見せる。
狩りをする時は、エア ラッシュで近付いて攻撃を始めたり、アシマルレートで身を隠して近付き、
ハイドロストライクを使用して気絶させた後、状態異常 10% 追加ダメージを享受して、
連携スキルを始めたりする事が出来る。
ハイド!敵陣を撹乱して、悠々とすり抜ける。
解放後は、ハイドロアタックを 3回使用してサイン オブ ストームを重複させなくてもすむ様になり、
多様な重複スキルを活用して、クールタイムが来る度に素早くサインを爆発させ、大きなダメージを
累積させる事が出来る様になる。
基本的にサイン オブ ストームには魔法抵抗力減少効果がある為、
ウィザードパーティーで充分に自分の仕事が出来るクラスだ。
サイン オブ ストームには魔法抵抗力減少効果がある。
他人数交戦では、プレイスタイルが全然違う。
基本的に近距離攻撃型ウィザードの為、多人数交戦をする状況においては、
高いダメージディーリングを期待出来ないクラスだからだ。
交戦では、相手に大きなダメージを与える役目をするよりは、
敵陣を撹乱する尖兵の役目を引き受ける様になる。
エアラッシュやアシマルレートで敵陣を掘り下げた後、
ディセプション ブリンクを使って広域スタン&ターゲット解除を加え、後方へと戻る事が出来るし、
相手の君主キャラクター等の核心プレイヤーをヘッド ウインドで引っぱった後、
自分は切り抜けて戦況を我軍へと有利に導き出す事も出来る。
デバフを解除するスキルも多く、敵陣を撹乱しに深く潜入した後でも、生存力は優れた方の為、
戦争血盟で人気のある、または、必須クラスになる様に見える。
投稿者 (む) : 2013年12月 4日 13:40
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コメント
実装される前に韓国経済自体が死亡して、NCもぶっ潰れるだろ
期待するだけムダムダ
日本実装は来年のGW前くらいかな。
またアタッカー増やしてどうするんだよ・・・
開発は、まったく分かってねーーな!
派手で、連射可能の狩がしたい訳じゃないんだよ・・・・
スタイルが枝分かれで自分にあった育成で強化していきたいんだよ
クールタイムも別に長くてもいいし、SEがあれば。
全く魅力を感じないのは俺だけか?