NCsoft は去る 1998年、自社初の MMORPG 「リネージュ1」 を公開した以後、
5年毎に新作 PC オンラインゲームをお披露目してきた。

結果、「リネージュ1」 は去る 9月にサービス 15周年、
「リネージュ2」 は去る 10月 1日サービス 10周年を記録した。
「アイオン」 は、来る 11月 11日にサービス 5周年を迎える。

数百億ウォンの費用はもちろん、数年間の開発期間を通さなければならない MMORPG を、
3個ずつ、それも全て成功させた例は、韓国内では勿論、海外でも NCsoft が唯一だ。

去年お披露目された 「Blade＆Soul」 まで、総 4種類の MMORPG をサービスしている NCsoft は、
韓国内オンラインゲーム産業化の礎石を作ったとして評価を受けている。

「リネージュ1」 は登場以後、幾多の MMORPG の骨組みとなり、
韓国内オンラインゲームがグローバル市場に立つ事が出来る起爆剤となった。

ファンタジーと正統 RPG の基本ルールを適用した 「リネージュ1」 は韓国型 MMORPG と呼ばれ、
2000年 7月台湾サービスを始まりに、11月北米とヨーロッパ、2002年日本、2003年中国まで、
海外売り口を開く役割を果たした。

また、サービス 15ヶ月で初の 100万会員を記録した 「リネージュ1」 は、
2000年には韓国内ゲーム初の同時接続者 10万、昨年末には同時接続者 22万を記録して、
日増しに人気作品になっていった。

売上げ面においても、「リネージュ1」 は記録を打ち立てた。
サービス約 9年余りの去る 2007年には、韓国内文化コンテンツ商品初の、
累積売上 1兆ウォンを突破したし、去年の売上高は 2,053億ウォンを記録しながら、
今年中には単一ゲーム初の累積売上 2兆ウォンを記録だろうと見込まれている。

去る 2003年にローンチされた 「リネージュ2」 も、売上は勿論文化的な興行に成功した作品だ。

「リネージュ2」 は、前作 「リネージュ1」 より早い約 8年で売上 1兆ウォンを記録して、
興行を果たしただけで無く、ゲーム初の国公立美術館にて展示会を開催、
ゲームをマニア文化から大衆文化へと導いたという評価を得た。

この展示会の素材になった 「バーツ戦争」 は、
2004年から 5年間、リネージュ2 サーバー中の一つ 「バーツ」 で起こった事件を称えている。

当時、バーツサーバーを独裁していた 「Dragon Kinght 血盟」 の暴政に耐えられなくなった
100万の利用者たちは、これに対立して一種のオンライン抗争を行った。
仮想世界の独裁に対抗して、数万人のユーザー達が力を合わせたこの戦争は、
結果的に DK血盟の敗北で終わった。

2008年発売開始以後、ネットカフェシェア 160週連続 1位という空前絶後した記録は立てた
「アイオン」 は、先の二つのゲームより早い 4年 2ヶ月で売上 1兆ウォンを突破して、
NCsoft を 3連打席ホームランの主人公に導いた。

特に 「アイオン」 は、去る 2008年ゲーム音楽 OST を初お披露目して、
評論家たちから韓国ゲーム音楽の歴史をまた塗り替えたという評価を受けた。

OST 販売量も、予約販売 1位，アルバム販売順位と、販売順位で 1位を独占して、
ゲーム OST が独自の音楽作品と認められる事が出来るという事を立証した。

「アイオン」 OST は、2008年 10月，2010年 5月，2011年 8月 と 11月，
2012年 7月 と 12月と、総 6回発売されて、韓国ゲーム音楽史に大きな足跡を残した。
特に 2012年 12月、IU が参加した OST は、非ゲーマーの関心まで注目を集めた。

NCsoft の MMORPG 長寿は、充実なアップデートが主な原因として数えられている。

「リネージュ1」 は、15年間絶えずユーザーが願う事を直ちに反映するという、
柔軟性のあるアップデートを進行して来た。
特に去年 9月「激突の風」 アップデートは、
同時接続者 22万人を記録するのに決定的な役割をしたと解釈されている。

また、新しい狩り方式である 「ボスの魂石」 システムと、
「アップデート年代記」 ページをお披露目して、利用者たちから好評を博したし、
サービス 15周年を記念して難攻攻略モンスターに数えられた 「ギルタス」 を再登場させた。

「リネージュ2」 は、今まで 20余余りの多様なアップデートを実施した。
特に去る 2011年 「破滅の女神」 アップデートでは、
グラフィックエンジンをアップグレードして、最新ゲームと比べても劣らない様にした。

「アイオン」 は、1.0 から 2.0，2.5，3.0，3.5，4.0，4.5 と、
主要アップデートにナンバリングを付けて、ゲーム自らのボリュームを増加させていった。
最近実施された 4.5 アップデート 「主神の鍵」 では、
大型ロボットを連想させる新規職業 「ギアウィング」 が追加されたりした。

特に 4.5 アップデートは、テストサーバーに接続待機列が生ずるほど、
多くの利用者たちの関心を催した。

業界のとある関係者は、
「リネージュ1，リネージュ2，アイオンが、短くは 5年、長くは 15年間と使用頻度が加わり、
　これらは単純なゲームというより、文化コンテンツとして落ち着いた。
　これらは今後も新規コンテンツと変化を通じて、今より人気を集めるでしょう」 と伝えた。