2013年8月31日
韓国、Webボードゲーム規制案が通過、業界 「反発」 [ 情報・ニュース等 , 海外ゲーム情報 ] Tweet
オンライン ゴー・ストップ / ポーカーゲーム等、web ボードゲームを
規制する 「webボード規制案」 が、来年 1月から適用される予定だ。
文化体育観光部が提出したwebボードゲーム規制案が、一部修正を経て、
規制改革委員の審査をパスした。
ゲーム業界は、「政府規制より、業界の自律規制努力を優先すべき」 と反発する雰囲気だ。
大統領所属規制改革委員会は、30日 午後 2時 ソウル庁舍 9階大会議室にて本会議を開き、
文化体育観光部が提出したwebボードゲーム規制案を含む、
「ゲーム産業振興法施行令改正案」 を審議して、修正承認した。
先立って文化体育観光部は、去る 6月に、
ゲーム産業振興法webボードゲーム関連施行令改正案を用意、立法予告した。
当初、文化体育観光部は、一ヶ月のゲームマネー購入限度 30万ウォン,
1人 1回使用ゲームマネー購入限度 1万ウォン,一日 10万ウォンのゲームマネーを失う場合、
48時間接続規制等の規制措置,ゲーム相手の選択禁止,自動進行禁止,ログイン時、
本人認証措置を強化 等、力強い規制案を提出した。
しかし、規制委員会をパスした結果、この様な規制案は一部が修正された。
一ヶ月のゲームマネー購入限度は 30万ウォンそのままだが、
一度に使う事が出来るゲームマネー購入限度は、1万 ~ 3万ウォンの間で差等適用した。
1回 10万ウォン損失時の接続制限時間も、48時間 から 24時間 に減少された。
利用者の不便を考え、ログインする度に本人を認証する制度も、分期別認証で修正勧告した。
また、2年後委員会はwebボードゲーム規制案全体を再審査するという立場も明らかにした。
業界は、webボードゲーム規制案の通過に反発する立場だ。
政府が過度な立法を通じて、企業の合法的活動まで萎縮する事が出来るのは憂慮だからだ。
一番敏感な部分は金額規制だ。
一ヶ月に使う事が出来るゲームマネーが決まっているにも関わらず、
一度に使える金額まで制限する事は、利用者たちの自由を大幅に規制するからだ。
特に、業界が自律的な規制案を用意、対策に出ているにも関わらず、
政府が規制案を用意するという事は、過度だという主張だ。
文化体育観光部は、webボードゲーム規制案の通過を歓迎する立場だ。
文化体育観光部の行政関係者は、
「webボードゲーム規制案の通過をキッカケに、ゲームは今後射幸性を煽る汚名を脱ぐだろうし、
大人が面白いと感じられるゲームになる事を期待している。
今回の規制は、業界の意見も沢山反映されて収れんされただけであり、
業界も規制の中において、多様なビジネスモデルを開発して、
もっと楽しいゲームを作り上げる事を希望する」 とコメントした。
投稿者 (む) : 2013年8月31日 13:51