2013年7月 8日
ゲーム規制法余波で開催危ぶまれていた G-star、正常開幕予定 [ 情報・ニュース等 ] Tweet
11月に開催される G-star 2013 が、本格準備段階に突入した。
しかし、これに先立ちイベントを主管する韓国ゲーム産業協会は、
去る 1月に発意された 「ゲーム規制法」 等により、規制の課題を
解決するまで、G-star を開催するか深く悩んだと明らかにしている。
今回の開催に対して協会側は、G-star と規制対応は別途で行う事を
各業界と合議したという事を知らせた。
即ち、G-star 開催と規制対応を並行していくという立場だ。
(gamemeca)
韓国ゲーム産業協会は 7月 5日、カンファレンスルームにおいて、
G-star 2013 参加説明会を開催した。
協会キム・ジン主席室長は、規制対応に対する質問に対して、
「規制と G-star を延長線上で見ようとする視覚もあるが、全体的に G-star を開催する事が、
韓国内ゲーム業界の位相を見せる事が出来るキッカケになると思った。
即ち、ゲーム産業における結集された凝集力を G-star を通じて見せるという世論を反映し、
業界との疎通を通じて、G-star を正常再開する事に決めた」 と明らかにした。
G-star に対してボイコットを宣言していた WeMade 代表は、ゲーム規制法を発意した議員が、
イベント会場である釜山の地方区議員であるという事実を指摘し、即ち、
ゲーム産業を規制する法案を発意した議員の地方区で、
国内最大ゲームイベントである G-star を開催するのは正しい事なのか、と尋ねた。
キム・ジン主席室長は、この様な指摘に対して、
「業界と G-star に対して話せば、イベントと規制を別として見る意見が多い。
実際に現場で関係者たちと出会ってみれば、今年も参加に対する熱意は熱い。
実際に、去年は出場しなかった企業も、今年は参加しようと準備中だ」 と、返事した。
室長の言葉によれば、公式事前登録が始まる前の段階でも、
中小企業約 40余社が、参加申請を送ったと言う。
そんなこんなで、G-star とゲーム規制対応は、他路線に沿う事となった。
しかし、韓国ゲーム産業協会については一抹の不安が過ぎる。
「ゲーム規制法」 発議当時、これに対する抗議の表示として G-star 保留を言及し、
以後も規制解決前までは、公式的に G-star を進行しないと明らかにしていた既存の立場を、
自ら再度変更した点は、惜しい事として数えられている。
この様な部分は、今後の規制対応において、
政府や国会の様な政治権に声を挙げる場合、不利に作用してしまう。
雑な対応が終わりの印象を与える恐れがあるからだ。
何はともあれ今年も開催される事となった G-star は、11月に開催予定だ。
投稿者 (む) : 2013年7月 8日 11:17