2013年5月11日
NCsoft、営業利益 1,700億ウォン目標 「大きな変動は無い」 [ 情報・ニュース等 ] Tweet
NCsoft は、今年の実績目標を簡単に果たせると見通した。
ネクソンとの協業部分は順次に進行中であり、モバイルゲーム等の
事業拡張も拍車を掛けるという立場も伝えた。
(gamespot)
NCsoft は 10日、1分期実績発表カンファレンスコールを通じて、この様な内容を公開した。
NCsoft はこの日、
「売上目標 7,900億ウォン、営業利益 1,700億ウォンは簡単に果たせるだろう。
1分期実績を見れば、当初の推定範囲から大きな変動は無いと予想される」 と明らかにした。
引き継いで、
「マルチプラットホーム政策により、Xbox や プレイステーション 等のコンソール市場進出も悩んだ。
しかし、現在はコンソールよりも、モバイルやタブレットに集中する事がもっとも重要だ。」 と付け加えた。
代表作 「リネージュ1」 の年間売上に対する展望値も公開した。
NCsoft の代表作である 「リネージュ1」 は、去年売上 2,052億ウォンを記録する等、
長兄の役割をしっかりと果たした。
このゲームの 1分期売上は 660億ウォンで、全体分期売上の 3分の 1 を占めている。
NCsoft は、
「過去 リネージュ1 の売上は、分期別で変動幅が大きかったが、今年は酷くない様だ。
リネージュ1 売上は、2分期に少し減るかもしれないが、減少幅は制限的だと思う。
今年の リネージュ1 売上は、去年より高くなる事と見込まれる」 と語った。
また、今回ネクソンとの協業部分に対する話も聞く事が出来た。
NCsoft は、
「ネクソンとは持続的に協力して、シナジーを出す事が出来る部分をずっと論議中だ。
現在、ネクソン開発チームの一部が NCsoft に出勤して、開発を進行中であり、
私たちが手助けを行っている」 と説明した。
●NCsoft 「リネージュ1 今年売上 2,000億ウォン、モバイル新作 10種発売開始」
NCsoft は 10日、カンファレンスコールを通じて 2013年 1分期実績を発表し、
今後の事業計画を説明した。
(inven)
NCsoft 側は 1分期売上上昇に対して、
「リネージュ1 の休眠ユーザー復帰、及び、アイテム売上上昇」 と、
「GuildWars 2 が好調」 だという点を、最大の要因として指目した。
また、「リネージュ2」 と 「アイオン」 が過去の分期で底を付いた後、
回復傾向へと変化しつつある事も、今回の険しい売上上昇に影響を及ぼした事と分析した。
地域別では、北米とヨーロッパで GuildWars 2 のパッケージ販売売上が減少し、
日本では年末プロモーション効果が消滅、売上減少となった事が分析された。
一方、売上に影響を及ぼしたもう一つの要因として、自主的な費用減少が言及された。
直前の分期にあった使い捨て人件費と、野球団選手需給費用の減少、
そして、全般的なマーケティング活動減少によって、2012年 4分期と比べ、
24% の費用節減が現れた事が集計された。
カンファレンスコール発表を引き受けた NCsoft 経営支援本部長は、
「今年の リネージュ1 売上は 2,000億ウォン位を予想しており、
去年よりとても多くなると見込んでいる」 と語った。
また、専務は今後の事業計画に対して、
Blade&Soul と GuildWars 2 の中国内サービスを言及した。
5月 7日、中国内初の CBT を実施した Blade&Soul は、
NCsoft とテンセント、両方大きな期待を掛けているし、環境的要因を分析した結果、
肯定的だと評価されている。
2日 から 9日 まで CBT を進行した GuildWars 2 も、テスト上の技術的な問題は無かったし、
テスターフィードバックも肯定的だと明らかにした。
韓国内での Blade&Soul は、現在実績が落ちている状態だが、
2分期中に予定している白清山脈アップデートが発表されながら、
一部休眠ユーザー達が復帰中であるとも言及された。
白清山脈コンテンツのアップデート日程は正確に明かされなかったが、
来る 6月 1周年を迎える事を勘案して、それに合わせて準備中だというのが、
NCsoft 関係者の説明だ。
また、アメリカとヨーロッパで今年内に発売開始される予定の 「ワイルドスター」 も、
初 CBT を終えて、2nd テストを準備中だ。
NCsoft 側は、
「今年の下半期、ワイルドスターが発売開始されてからは、
当社売上、及び、利益成長に意味ある軸になるでしょう」 と見通した。
モバイルゲーム事業に対する言及もあった。
専務は、
「今まで自社のモバイルゲーム戦略は、市場で充分に伝達する事が出来ず、
モバイル分野に対して無関心では無いかと言う誤解を招いたりした。
しかし、既に数年前からモバイルの可能性を確認して、力量を集中させて来ており、
会社内に散在していたモバイル力量も一ヶ所に集めて、モバイルゲーム開発センターを
構成したりしている」 と語った。
NCsoft が志向するモバイルゲームは、オンラインプラットホームに劣らず、
深いコンテンツを取り揃えながらも、直観的で簡単なインターフェースで表現するという。
専務は、
「現在はモバイルゲーム創始期であるだけに、カジュアルゲームが重点的に発売されているが、
今後は細分化されたジャンルで、より深みのあるコンテンツが要求されてくるだろう。
それにより、今まで蓄積された経験、及び、ノウハウをモバイル領域へと拡大移植する」 と、明らかにした。
投稿者 (む) : 2013年5月11日 14:06