韓国、ゲーム時間選択制 7月 1日より本格施行
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2012年6月26日

韓国、ゲーム時間選択制 7月 1日より本格施行 [ 情報・ニュース等 ]  

文化体育観光部が発意した 「ゲーム時間選択制」 が、7月 1日より
本格的に施行される。

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「ゲーム時間選択制」 とは、満 18歳未満の青少年を対象に、本人、或いは、法定代理人や
保護者が要請する場合、ゲーム利用時間に制限を掛ける制度だ。

文化体育観光部が発意した 「ゲーム時間選択制」 は、既存は 「選択的シャットダウン制」 と呼ばれた制度で、
7月 1日からの本格的な施行に先立ち、強圧的イメージを改善しようと名称を変更した。


選択的シャットダウン制度の基本適用対象は、年間売上 300億ウォン以上の事業社で、
ブリザード,マイクロソフト,ソニ-等、海外事業社、及び、コンソール事業社も含まれる。

しかし、中小企業,教育目的等で製作され、等級分類を受けなかったゲーム、
個人情報収集が無く、制度が付けられない Flash 等のゲーム、モバイルゲーム、
青少年利用不可ゲームは、適用対象から除かれた。



●「選択的シャットダウン制」 の強圧的感じを脱ぐ 「ゲーム時間選択制」 に名称変更

「ゲーム時間選択制」 は、以前は 「選択的シャットダウン制」 と呼ばれた制度だ。
内容は修正されないまま、名前だけが変更された。

文化体育観光部は、
「選択的シャットダウン制という言葉は、一方的という語感が感じられるという意見が多く、
 これをゲーム時間選択制という新しい名称に変更した」 と発表した。

ゲーム時間選択制の核心は、
「24時間提供されているゲームを、使用者の要請に従い、ゲーム時間に制約を置ける点」 だと判断して、
名称を変更したというのだ。


ゲーム時間選択制度は、満 18歳未満の青少年に、
法廷代理人が一定時間帯へのゲーム利用を制限する制度で、
女性家族部で発意した 「強制的シャットダウン制」 と差がある。

強制的シャットダウン制度は、深夜 24時 から 午前 6時 まで、
16歳未満の青少年にインターネットゲームを制限する制度だ。

二つの制度は重複して適用する事も出来る。
即ち、「強制的シャットダウン制」 が適用される深夜時間帯以外も、
「ゲーム時間選択制」 を利用して、昼時間に青少年のゲーム利用を追加で制限する事が出来る。



●青少年と保護者に利用時間や決済情報を告知!「ゲーム時間選択制」 詳細内容

「ゲーム時間選択制」 が本格的に施行されれば、ゲーム会社は青少年が会員加入をする時、
法廷代理人の同意を必須に受けなければならない。

親や青少年本人がゲーム利用時間を制限しようとする時、
該当のポータルに基本情報を入力して、制限しようとするゲームと時間帯を選択すれば、
申し込みが完了する。

青少年がゲーム会社に本人認証手続きを経て会員加入を申し込めば、
ゲーム会社は認証内容を確認し、親に子の会員加入事実を知らせる。
親が内容を確認した後、子の会員加入を承諾すれば、会員に加入する事が出来る。


ゲーム時間選択制は、基本的に新規加入者にだけ適用される。
しかし、親が願えば、子をゲーム会員から強制的に脱退申し込みする事も出来る。

即ち、既存に会員加入していても、親が願えば強制に脱退させる事が出来て、
またゲームを利用したければ、親の同意を受けて、再度会員加入をしなければならない。


青少年ゲーム利用時間制限は、法定代理人と子、どちらにも権利があるが、
親の制限時間と青少年の持ち時間が行き違った場合、親の意見を優先する。

ネットマーブル、NHN、NCsoft 等は、ゲーム時間選択制施行を控え、
子供への管理プログラムを既に取り入れている。


ゲーム会社は、提供しているゲームの特性、等級、有料化政策等の基本的な事項と、
利用時間,決済情報を青少年本人、及び、法廷代理人に SMS、電子メール等の方式を通じて、
告知をしなければならない。

ゲーム利用内訳がまともに告知されない場合、ゲーム会社に別途要請をする事も出来る。
ゲーム会社に資料を要請する為には、親の携帯電話番号を通じて本人確認手続きを通す様になる。


ゲーム会社は本格的な 「ゲーム時間選択制」 の施行に先立ち、
青少年と法定代理人がゲーム時間を制限出来る様にシステムを改編しなければならないし、
ゲームを利用している途中も、1時間毎に注意文言と利用時間を表記しなければならない。



●League of Legends は対象、Diablo3 除外?「ゲーム時間選択制」 の適用対象

「ゲーム時間選択制」 は、原則的に全てのオンラインゲームが適用対象となる。

しかし、教育目的等で製作され、等級分類を受けないゲーム、個人情報収集が無く、
この制度を受けられない Flash ゲーム等、モバイルゲーム、青少年利用不可ゲームは、
この制度の適用を受けない。

例えば、「StarCraft」 と 「World of Warcraft」 は個人情報収集が無い為に対象から除かれ、
「Diablo3」,「Blade&Soul」 は青少年利用不可ゲームである為に、適用対象から脱した。


中小企業が直接サービスするゲームも、適用対象から除かれた。
文化体育観光部は、「ゲーム時間選択制」 のシステム購買、及び、円滑な運用に必要な費用を算出した結果、
5億 から 15億 が必要となると推正し、中小企業は負担になる事から、市場進入規制を緩和しようと
対象から除いたと発言した。


文化体育観光部は、現在流通している 600余個のオンラインゲーム中、
青少年利用不可ゲーム、中小企業等が提供するゲームを除いて、
100余個ゲームがこの制度の適用対象になる事と判断している。

会社基準ではネクソン,NHN 等、14個の企業がこの制度の適用を受ける様になる。


文化体育観光部が発表した 「ゲーム時間選択制」 の適用を受ける主要ゲームリストには、
「League of Legends」,「AION」,「リネージュ」,「メイプルストーリー」 等、
使用時間シェアが高いゲームを中心に、101種類のゲームが盛られた。


文化体育観光部は、制度の円滑な定着の為、請願案内、及び、移行状況をモニタリングする
専担組を運営するという計画だ。
専担組はゲーム別、事業者別の制度移行現状点検、及び、問題点分析、制度案内などを引き受ける。
移行状況の点検は 7月から随時成り立つ予定で、点検結果は毎月是正命令と共に該当事業社に通報される。

点検結果を土台に義務を履行しない事業社に対しては、是正命令と罰則等を賦課する方針だ。
関係法令によれば、文化体育観光副長官の是正命令に従わない者は、
2年以下の懲役、または、2,000万ウォン以下の罰金を科される。


文化体育観光部は、
「この制度が成功的に定着する為には、親、及び、青少年の自律的な参加と、
 ゲーム業界の積極的な協助が必要だと見ている。
 これにより、国民を対象にした政策広報を強化する一方、
 業界に対しては、ゲーム時間選択制の利用率をある程度の水準以上を維持する様、
 協助を求める方針だ」 と伝えた。



※NCsoft は 「AION」,「リネージュ1」,「ラブビート」 が対象。
※「リネージュ2」,「Blade&Soul」 は18禁対象ゲームの為に対象外。

投稿者 (む) : 2012年6月26日 18:56

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