●実験目的

・実験の目的

　- 属性攻撃数値より属性防御数値が高い場合、減少するダメージの効率はどの位なのか、
　　実験を通じて確認する。

・実験の条件

　- 種族によるパッシブスキルによって、属性攻撃、及び、属性防御数値に影響を受けない様、
　　実験キャラクターは ヒューマン にして、実験属性は 神聖 で進行する。

　- 一部発動スキルによって、打撃時の攻撃力増加、または、被撃時の防御力増加等、
　　影響を受けないクラスにて実験を進行する。

　- 上の二つの条件によって、打撃キャラクターは Lv99 のシーゲルナイト、
　　被撃キャラクターは Lv99 のイースエンチャンターを使用して実験を進行した。
　　各キャラクター別の実験セッティングは、以下の通りだ。

　- 打撃キャラクターは神聖属性 300 にセッティングして、
　　被撃キャラクターの属性防御数値を、等しい神聖耐性 300 から最大 600 まで、
　　60 単位で増加させながら、ダメージを確認する。

　- 各属性数値差別で、通常攻撃 50回 のダメージを確認して、その差を整理する。

・実験過程

攻撃属性数値と防御属性数値の差によって、ダメージが幾ら減少するのか調べる為、
神聖属性 300 が付与された武器を装備した打撃キャラクター（Lv99 シーゲルナイト）で、
被撃キャラクター（Lv99 イースエンチャンター）を攻撃して、ダメージを確認した。

ちなみに、被撃キャラクターの属性防御数値は、属性攻撃数値と等しい神聖耐性 300 から 600 まで、
属性数値を 60 単位で増加させながら、実験を進行した。

各属性防御数値別に 50回 の物理攻撃（クリティカル除外）ダメージを確認し、
平均ダメージと最小，最大ダメージを整理した。

また、実験途中、属性防御数値が 540 の時と 600 の時の差が大きく無かった為、
その中間段階である 550 と 570 のダメージ実験を、追加で進行した。

属性攻撃と、属性防御数値によるダメージ減少効果を調べた。

●防御属性数値別ダメージ結果

●実験結果

※リネージュ2 実験室は、実験進行回数とキャラクター状況等によって、
　 結果に少し差が発生する可能性があります。

今回の実験を通じて得たダメージ結果を分かりやすくグラフ化した結果と、
平均ダメージを基準にして、各属性数値差によるダメージ減少の割合を計算した結果は、次の通り。

・属性数値差によるダメージ減少グラフ

今回の実験を通じて得た結果のグラフと、ダメージ減少率を通じて、
攻撃属性数値よりも防御属性数値が高い場合、属性数値 60 当たり約 6.2 ～ 6.3％ の
ダメージが減少する事が分かった。

しかし、属性数値差によるダメージ減少の最大効率は、属性数値が 240 差である時で、
それ以上ではこれ以上の効率を期待する事が出来ない事も分かった。

即ち、特定属性に対する属性防御効率を最大で得る為にお勧めする属性防御数値は、
最大 540 という事が出来る。