●ネビトサーバーの第一印象と HMバド との出会い！

ネビトサーバーにキャラクターを生成した記者は、接続して一番最初にパーティーマッチを見てみた。
その結果、とても活気に満ちるという感じを受ける事が出来た。
退勤前の時間にも関わらず、多様なレベル台と狩り場で色々な登録がされていたからだ。

午後 4時頃のネビトサーバーパーティーマッチ

次に自由掲示板を見てみたら、持続的に文章が更新されているのを確認する事が出来た。
一つ一つ几帳面に見ていくと、その中にHMバド（※） が作成した文を発見！

※Happy Maker。日本で言う FS みたいなものと思われる。

ウィスパーを入れてみると運良く接続していらした為、簡単な挨拶をした後、
自然とネビトサーバーの雰囲気に対する主題を聞いて見る事にした。

どこに行けばサーバーの雰囲気を一気に把握する事が出来るかという記者の質問に、
HMバドは少しの間だけ待ちなさいと言って、どこかに記者を召還した。

そこはギラン真ん中にある、銅像の上だった。

ここはギラン城の村中央にある銅像の上！

サーバーの雰囲気をよく見る為の場所は、ギラン城の村より良い所は無いという HMバド！
HMバドの言葉通り、ネビトサーバーのギラン城の村は、確かに押すな押すな状況を成していた。

商人でいっぱいになったギラン城の村広場の姿

ギラン城の村販売代行前の姿

このまま HMバドと別れる事に惜しんだ記者は、ギラン城の村の景色を鑑賞して、
一般チャットで HMバドとあらゆる話を交わしていたが、その姿を見つけたユーザーたちが
ワイバーンに乗って登って来始めてしまった。

着地の為には高難度のコントロールが必要！

いつの間にか寄り集まったユーザーの方々

暫くした後、ギラン城の村銅像の上は時ならぬおしゃべり場が開かれ、
噂を聞いて IMバド（※）と GMイカロスまで尋ねて来て、事態は益々大きくなってしまった...。

※Interest Maker。こちらも日本で言う FS みたいなものと思われる。

GMなどとユーザーの方々。共に楽しい時間を！

暫くおしゃべり三昧した後、HMバドが 「なぜ私たちは集まったのか」 と一言。
その言葉にハっと我に返った IMバドは、「私はなぜ来たの？」 という言葉を残してカラサーバーへと帰り、
GMイカロスも 「PC部屋にラーメンを食べに行く」 と言いながら帰り、楽しかった集会は終了した。

なぜこんなに集まってしまったのか...？

●ネビトサーバーの一般ユーザーたちとの出会い！

予想も出来ない出会いだったが、心が暖かくなった事を感じて、
今度は一般ユーザーたちに出会い、話を聞いて見る事にした。

インタビューするユーザーたちを集める為、サーバー内の全ユーザー達が見られる英雄チャットを
頼もうと思ったが、サーバー統合で英雄が居なかったネビトサーバー。
方法を苦心した記者は、断固たる決心をして、自由掲示板に直接文を書く事にした！

しかし、自由掲示板に文を書く為には 10 レベル以上ではなければならないという条件があったので...
話せる島に帰還した記者は、チュートリアルを進行して、涙ぐましく 10 レベルを果たした。

自由掲示板に文を書く為にチュートリアルを進行する姿

10 レベルを果たし、自由掲示板にユーザーたちの意見を聞きたいという掲示文を作成したが、
反応が無く、苛立ちも上がってきた記者に、ようやく幸いにもウィスパーが来始めた。

多くの方にウィスパーを受けて気分が良くなった記者は、時間に余裕があるという二名のユーザーに会い、
幻想の島に行ってサーバー統合後、実際にゲームをしながら感じた幾つかの点に対する話を聞いて見た。

インタビューを受けて下さった 「剣士」 様 と 「ダシドルア」 様

記者 ：
こんにちは。自己紹介を先にお願いします。

検事 ：
28 サーバー リアナでプレイして来た剣士です。

ダシドルア ：
17 サーバー エルフィナから来た平凡なユーザーです。

記者 ：
現在は血盟に入らず、一般ユーザーでゲームをしているのですか？

剣士 ：
リアナサーバーではカオス連合所属でしたが、現在は中立でゲームを楽しんでいます。
リアナサーバーはカオス（暴風，不滅，ユニス） vs 環連合 ＋ 戦闘連合という図式で
勢力構図が形成されていましたが、サーバー統合公知が浮かび上がり、3年間の闘いは終決されて、
一つに合わさるというので脱退しました。

ダシドルア ：
昨日加入したばかりの血盟ですが、会社員たちで構成された中立血盟です。

記者 ：
サーバー統合前、他のサーバーへの無料サーバー移動サービスがありました。
移転せず、ネビトサーバーを選択した特別な理由はあるのですか？

剣士 ：
統合サーバーの方がどうしてもユーザー数が多くなると感じ、面白いと思ったのです。
リアナサーバーはパーティーマッチが殆ど無くて寂しかったんですよ。

ダシドルア ：
他のサーバーより、今回統合されるサーバーが祝福されたサーバーになると思ったからです。

記者 ：
はい。ネビトサーバーが確かに活気に満ちた様に見えます。お二人様もそのように思うのですか？

剣士 ：
はい。特に、新たに出来たたカルティアの迷宮と、シーレンの封印デイリークエストが人気高いです。

ダシドルア ：
パーティーマッチも多くて、とても良いです。またゲームを始めた気持ちです。

記者 ：
サーバー統合で不便な点は無いですか？

剣士 ：
うーん...。こんな風に言えば他の方々が良くないと思うかもしれませんが、
既存のサーバーと違うサーバーの環境差によって、ストレスを受ける時があります。
例えば、私がいたリアナサーバーでは、レイドや狩りをする時、大部分が祝復活を持ち寄って、
復活をしてくれていました。他のサーバーの方々はそんな風にしない方々が多いですね。

記者 ：
どうしても各サーバーの文化によって問題は起こりますもんね。
文化的な差で生ずる他の問題は無いのですか？

剣士 ：
装備問題も言及しなければなりませんね。
リアナサーバーは特殊なサーバーで、他のサーバーより装備やアデナに対する悩みが大きく無かったのですが、
それでも武器属性 150 に防具属性 900 は基本だと思っていました。
しかし、その最小限のマナーさえ守れていない方々が多かったです。

ダシドルア ：
狩り方式やレイド進行も全て違って混乱が生じたりしました。

剣士 ：
特にレイド進行方式が非常に違いました。これからはある程度様子を見る感じです。
精算方式は殆どランダムで、レアアイテムだけ公開競売をするなどは概して似ていますね。

記者 ：
血盟は大部分既存サーバーの血盟が維持されている感じですか？

剣士 ：
はい。ほぼそんな雰囲気であり、血盟員募集がとても活発です。

インタビューを進行している状態でも、多くのユーザーたちがウィスパーを送って下さった。
進行中のレイドが終わり次第に来ると約束したシャイニング様が来た為、一緒にインタビューを進行した。

途中参加した 「シャイニング」 様と一緒に！

記者 ：
シャイニング様はサーバー統合に対してどう思いましたか？

シャイニング ：
私もリアナサーバー出身で、サーバー統合後の活発なサーバーは好感がある一方、
システムであるサーバー問題は本当に惜しいと思います。
ソウルショットのラグが非常に酷いんです。
レイド中にソウルショットラグが発生して全滅する状況が発生したりしました。
6個サーバーを合計したら、最小限その人員がゲームが円滑に出来る様、
サーバーが安定的で無ければならないのですが...。
サーバーの人員に比べてサーバーが本来の機能を発揮出来ないみたいです。

剣士 ：
はい。ソウルショットラグは本当に深刻です。狩りがまともに出来ない程です。

記者 ：
アイテムの相場はどうですか？

シャイニング ：
一番深刻な問題がソウルショットラグで、その次がアイテム相場問題です。

剣士 ：
特に祝福やレアアイテムの場合、サーバー毎に相場の差があった為、未だに安定していないです。

シャイニング ：
相場はとても出入りが多いので、頭が痛いですね。

記者 ：
サーバー統合後、ユーザー達が一番関心がある部分は何でしょうか？

剣士 ：
サーバー統合後、直ぐに勃発した血盟戦の状況では無いでしょうか？

シャイニング ：
そうですね。悪性腫瘍ハイスト血盟戦争が一番の話題です。

剣士 ：
現在ヘブン ＋ 毒種 ＋ BF ＋ TC vs ハイスト戦争構図が出来上がっています。
統合したサーバー中 4個のサーバーが同盟を結びました。
ハイストはリアナサーバー出身ユーザー達が集まった血盟です。

英雄は仲良く 4人ずつ占めたし、去る攻城戦では、悪性腫瘍がアデン城を、
ハイストはルウン城を刻印しました。

ネビトサーバー攻城の現状

記者 ：
情報ありがとうございます。
血盟戦の方々も一度会って見なくてはいけませんね。

ダシドルア様は、途中お客様がいらっしゃったとの事で、暫く席を外すと了解を求めました。
剣士様とシャイニング様とあらゆる話を交わしてみると、時間がたくさん経過していました。

記者 ：
お二人様がとても面白くて時間が経つ事も解りませんでした。
最後に話して置きたい事はありますか？

剣士 ：
リアナサーバーを越えて来た貴族血盟が血盟員を募集します。

シャイニング ：
うちの血盟も募集します。
エンチャンターがとても不足です。97 レベル以上のエンチャンター大募集中！

剣士 ：
暖かい情を感じたければ貴族に来て下さい。
女性血盟員の方々も多いです。

記者 ：
うん...皆貴族血盟に行くんでしょうね...。

シャイニング ：
私が見てもそう思います...。

記者 ：
（笑）。皆様、大事な時間を有り難う御座いました。

ありがとうございました。

そんな感じで、一般ユーザーたちの楽しくて愉快な時間は終了した。
実際にネビトサーバーで活動する方々なので、記者が予想したよりも、もっと充実な情報を得る事が出来た。

大部分はサーバー統合後、活発なサーバーの雰囲気に満足しており、
狩りとレイド方式でちょっとした意見の差が発生しているが、これらは調律される最中であり、
アイテム相場とサーバーのソウルショットラグ問題は深刻で、早い安定が必要だと言った。

もう一度大事な時間を下さった三人の方々に感謝して、
記者はインタビュー途中に手に入れたネビトサーバーの大規模戦争に対して調べる為に、
高レベルユーザー達の活動舞台である古都アルカンに移動した。

●ネビトサーバーに集中してきた戦争の渦！

古都アルカンに到着した記者、予想通り多くのユーザー達が殺到しているのが見られた。

古都アルカンゲートキーパールーキー前の姿

ネビトサーバーの血盟に対しては情報が殆ど無かった記者は、血盟戦争の両大勢力である毒種と、
ハイスト血盟のマークを付けているユーザーたちを捕まえて、しつこくインタビュー要請を試みた。
幸いにも、毒種血盟の幹部の方々に連結されて、インタビューの約束を取る事が出来た。

毒種血盟とインタビューの為に駆け付けた場所は、シーレンの封印！
シーレンの封印で毒種血盟員たちを見た瞬間、記者は感嘆するしかなかった。

この名前の一団は...

痴呆を予防するという遊び？！

記者 ：
こんにちは。名前がとても印象的ですね。「雨」 は？

腕 ：
「雨」 は他人が作っていたので...。「雨」 名前を所有した方を探します！
サーバー統合になり、名前を統一したという毒種血盟。
名前 「雨」 を所有している方を切に探すと発言した。

記者 ：
必ず探して欲しいです。それではインタビューを始めますね。
まず、毒種血盟に対する紹介をお願いします。

類 ：
毒種は信義血盟とサーバー同盟であり、ネビトサーバーでは TC、BF、ヘブン血盟と共にしています。

記者 ：
サーバー統合に対してはどう思いますか？

光 ：
とても嬉しいです。サーバー統合前にいたサーバーは戦争が無くて退屈でしたが、
今回はこんなに大きい戦争が起こって面白いですね。

記者 ：
無料サーバー移転サービスを利用せず、ネビトサーバーに残った理由は何でしょうか？

光 ：
6個のサーバー統合に惹かれました。

記者 ：
ネビトサーバーの戦争の始まった背景は何でしょうか？

風 ：
現在ネビトサーバーで毒種と共にする血盟たちは、サーバー統合前から同盟血盟だったし、
リアナサーバーは両方の血盟が統合に備えて移動した後、一つの血盟に合わさったんです。
サーバーの特性上、同盟が無いリアナサーバーのハイスト血盟と、
うちの毒種血盟がネビトサーバーでは相対的に大きい血盟となり、
そんな二つの血盟がサーバー統合によって１ヶ所に集まる様になりましたので、
紛争が起こるのは当たり前の理では無いでしょうか？

記者 ：
戦争様相はどうですか？

光 ：
既に敵の血盟の人数が減っていて、悩み苦しみます。
敵血盟が長く堪えて、戦争が何時までも何時までも行っていけたらと思います。

記者 ：
血盟戦争システムに対しては満足しているのですか？

光 ：
狩りながら戦争まで一緒にするのは難しいです。
モンスターの為に、両方全員全滅してしまうので。

腕 ：
双方システムとカオティックシステムは改善が必要だと思います。
PK 数値を下げる為に使う名声値もあまりに高く、狩りだけで性向値を下げられるシステムも不便ですね。

記者 ：
パーティー員の方々も紹介して下さい。

光 ：
パーティー員は接続率とクラスを考慮して少し入れ替えした状態であり、
アップデートされて戦争を初めて経験し、現在はコントロールと組み合わせを練習している所です。

1年 6ヶ月位戦争をしなかったので、私の実力はまだ出せないですね。
今はパーティー員たち同士手と足が同時に出ている状態なので、早いうちに実力は出ると思います。
今見えているのが毒種の全てでは無いという点は必ず言って欲しいです。

記者 ：
今回の血盟戦争に対する毒種血盟の覚悟は？

光 ：
雄大に覚悟と言うの事は無いです。ただ楽しむ事だけです。
目標は、相手血盟の看板を下げる様にする事ですね。

記者 ：
はい。大事な時間を下さり有り難う御座いました。
そのうち交戦する姿も見てみたいですね。

光 ：
交戦する様になれば、ウィスパーを差し上げますね。

毒種血盟のメイン短剣パーティー

実は、毒種血盟はリネージュ2 全サーバーではとても有名な血盟であり、
戦争狂たちが集まっていると言っても過言では無い血盟だった。

しかも、後を支えている結束のサーバー同盟は毒種血盟を更に力強くしている。
これを相手に戦争をしているリアナサーバーのハイスト血盟は、果たしてどんな集団なのか？

監獄サーバーと呼ばれるリアナサーバーの特性上、情報は殆ど無い状況だったが、
今回の機会に真面目に調べてみようと念を押して、あちこち噂を便りに探し歩き、
ついにハイスト血盟の幹部陣と連絡が付いた。

インタビュー要請に対するハイスト血盟の返事は少し意外であったし、
匿名を要求したハイスト血盟の一幹部陣の返事は、以下の通りだった。

　- 私共はリアナサーバーでのみ活動をしていたユーザー達であり、
　　リアナサーバーの環境に慣れています。
　　しかし、サーバー統合になり、理解する事が出来ない事をたくさん経験しました。
　　BOT から始まり、狩り場統制、オリンピアード統制は、リアナサーバーでは想像も出来ませんでした。
　　こんな不合理な状況に対立して、私たちは私たちなりの新しい基盤を守る為、争っているだけです。
　　インタビューまでする程に凄い事では無い為、丁寧にお断りします。

ハイスト血盟幹部陣の返事により、インタビュー要請をする事は出来なかったので、
惜しさを慰める為に、オルビスの殿堂で開かれるという大規模交戦を見物してみた。

野次馬がこんなにも。

オルビスの殿堂 3階交戦の姿

オルビスの殿堂 3階交戦で勝利した毒種血盟

●混乱の中に新しい秩序は作られる

6個サーバーが統合されたネビトサーバーは、活気に満ちながらも、とても混乱する雰囲気だった。
お互いに違う環境でゲームをしたユーザー達が１ヶ所に集まった為、摩擦が起こるのは当然の事！

しかし、今までの寂しさが互いの心を理解したからだろうか？
ハーモニーアップデートのモットーである調律，均衡，和合を自ら実践し、早くも安定を取り戻していたし、
例え大きな戦争の渦に巻き込まれたとしても、それは一人一人の追い求める目標が違って生じた事であり、
リネージュ 2 の除く事が出来ない楽しさと言える。

混乱の中で新しい秩序は作られる！
今までサーバーの人員不足で全てのコンテンツを楽しむ事が出来なかったユーザー達が、
ネビトという新しいサーバーで一緒に呼吸し、ネビトサーバーだけの新しい文化を作って行く様に祈って見る。