「光と闇の岐路」 は、クエストアイテムを先に習得して、その後クエストを進行出来る方式であり、
そのクエストアイテムは、マグメルド地域でモンスターを狩ればランダムに得られるアイテム、
「腐って行く闇の痕跡」 だ。

腐って行く闇の痕跡

「腐って行く闇の痕跡」 を NPC ヨナ、または、疑問の師弟の中の一人に持って行けば、
報酬として経験値とアデナ，SP，4種類のヘアーアクセサリーの中から一つをランダムに得られる。

なお、ヨナ、または、疑問の師弟の選択により、善良な選択と悪漢の選択に仕分けされて、
古都アルカンの演出エフェクトに変化が発生する様になるという。

古都アルカン全景に変化が？

実は、このクエストをユーザー達が知らない理由は、クエストアイテムである 腐って行く闇の痕跡
」 が
ドロップせず、クエスト進行が不可能だからだ。
これは NCsoft でも既に分かっている内容であり、「既知の問題案内」 を通じて公知した事がある。

「既知の問題案内」 公知

クエストアイテムの未ドロップ問題でクエスト進行は出来ないが、マグメルドに留まっているユーザーなら、
「暗黒のオーラと共に心臓が動く震動が感じられます。」 というメッセージと共に、疑問の師弟と、
その周りを陣形態で取り囲んだキャット族と儀式執行者ヨナが出現する様子を見ているでしょう。

疑問の師弟とヨナの出現！

疑問の師弟に声を掛ければ、「偉い女神がまたこの世の中に姿を現すでしょう。」 と言いながら、
腐って行く闇の痕跡を持って来れば、闇が込められた贈り物をくれると言う。

疑問の師弟

反対にヨナに声を掛ければ、暗黒のオーラが迫っており、それを防ぐ儀式を進行中」 だと言う。

儀式執行者ヨナ

ここで注目する点は、疑問の師弟が言う偉い女神だ。
偉い女神は 「シーレン」 を意味する事だと推測する事が出来る。
それならば、このクエストはシーレンの復活と関連があるのだろうか？

ユーザー達の選択により、マグメルドの演出エフェクトが変わると言うが、
その変化と言うのは何を指すのであろうか？

クエストが進行されず、直接確認する事は出来ないが、既存システムや他のゲームと比べて見た時、
どんな方式で進行される事なのかに対する、何種類かの類推をする事が出来る。

まず、ヘルバウンドの信頼システムを考えて見る。
ヘルバウンドは既存の狩り場と違い、接近方法で多くの差を見せる狩り場であり、
ヘルバウンドに居住している原住民たちとの信頼度により、出現するモンスターの種類と特色、
原住民たち、キャラバンとの取引物品まで変わる様になる。

「光と闇の岐路」 クエストもヘルバウンドの信頼システムの様に、ユーザー達の選択により、
マグメルドとその周辺狩り場のシステムが徐々に変わるのでは無いかという予想が出来る。

ヘルバウンド全景

また、World of Warcraft の Ahn'Qiraj クエストに似ているシステムでは無いかという推測もある。
World of Warcraft は、陣営で分けられて終わりの無い戦争をする世界観を持っているが、
Ahn'Qiraj クエストだけは陣営の仕分け無しに力を合わせ、Ahn'Qiraj の鍵を得る為に努力し、
鍵を得て Ahn'Qiraj の門を開いてレイドを進行する方式だ。

ユーザー達が疑問の師弟とヨナ、どちらに腐って行く闇の痕跡を差し出すかによって、
シーレンの復活に関わる新しい狩り場が出現するのでは無いかという予想も充分に可能だ。

Ahn'Qiraj クエスト

「光と闇の岐路」 クエストが、どんな方式で具現されるか予想してみる事も一つの楽しさだが、
現在の様にクエストアイテムがドロップしなかったら、ただ水掛け論になるだけだ。

NCsoft はクエストアイテムがドロップしない問題点を認識している訳だし、
一日も早く解決して、ユーザー達が楽しめる様に改善するのが正しいと思う。