2011年1月26日
災難 [ 3rd THRONE 破滅の女神特集 ] Tweet
●疫病の霧
大陸の至るところが不吉な霧で埋め尽くされた。
そして直ぐ、原因不明で治癒不可な災難、「疫病」 が蔓延った。
伝染性が強いこの病気により、大陸の多くの彼らが犠牲になり、
一部の村と港が閉鎖された。
(韓国公式)
アデンとエルモアでは、事件を解決する為に学者と傭兵達を組織して、調査に乗り出した。
しかし、これにつぎ込まれた数多くの人達は、疫病の存在、即ち、
どこから発生し、どの様に治癒しなければならないのか、
その糸口さえ明らかにならないまま、病気に感染していった。
以後、霧は次第に悪化し、シーレンが意図したという一部の学者達の推測だけを残したまま、
この危険な調査は終結された。
同じ時、世界樹を生かす為にマグメルドへの次元門を探していたエルフ族長老アステリオスは、
ネルファ(アラクネ族,過去を紡ぐ者)に糸口を貰い、アンヘル滝へと向かう。
滝に着いたアステリオスは、滝の近くで水上の霧を発見した。
それは、疫病を蔓延らせた霧と似ているものであった。
アステリオスは風を起こし、霧を掻き出してみると、光の精霊界マグメルドに通じる
「次元のヒビ」 が、その姿を現した。
●マグメルド
アインハザードが世の中の最も美しいものだけを集めて作った理想郷、マグメルド。
マグメルドに到着したアステリオスは、キャット族の首長スラキからマグメルドを守る天上の光に対して聞く事になる。
スラキはアインハザードが撒いた天上の光があれば、世界樹を生かす事が出来るだろうと離した。
しかし、太古からマグメルドの空一つの場所に存在してきた天上の光は、
黒い月が浮かんだ以後、その痕跡を隠してしまったという...
天上の光がまた現れるときまでアルカンに留まる事にしたアステリオスは、
天上の光に関した古文書を探し、解毒を開始した。
そんな中、彼は過去、マグメルドに落ちた種について知る事になる。
それは 「災難」 と呼ばれる アインハザードの光に届かず、
咲く事が出来なかったシーレンの十番目の種子だった。
アステリオスは光によって眠っているというこの種が、グレシアにある他の種の様に、
シーレンの影響されて動くことを念慮し、急いで探し始めた。
しかし、マグメルドの奥深い場所にあった災難の種は、既に芽生えていた。
シーレンの呼び声によって光の束縛から自由になった災難の君主アガヘルは、
黒い月が浮かんだ以後から、次元の隙間から地獄の奥深い場所の苦しさ、
即ち、疫病という災難を物質界に伝達していたのだ。
アガヘルの災難により、大陸は徐々に死に染まっていった。
2.巨大な犠牲
●アースウォーム トラスケン
一方、 シーレンは闇の精霊界と物質界を繋ぐ犠牲の通り道に使う為、
ドワーフたちによって封印されていた地獄の門 「アースウォーム トラスケン」 を呼び起こした。
長い眠りから目覚めた彼が咆哮すると、シーレンの血(血の雨)を飲んだ数千,数万の
大陸の生命体たちが、アースウォームの周りへと集中し始めた。
アースウォームは、何の抵抗もしない彼らに向かって 「巨大な犠牲」 を施行し、
その様に作られた膨大な量の死は、アースウォームの体内を通じてシーレンがいる闇の精霊界へと流れていった。
この事件に一番最初に気が付いたのは、「ダークエルフ」 達であった。
復讐の為に魂まで売った極端的性向により種族から追放されたダークエルフたち。
ダークエルフ大長老 シフィエルは、ある瞬間からこれらの数が著しく減少した事に感づいて、
その行跡を追跡し始める。
大規模に移動する彼らを追ってミスリル鉱山まで来る事になったシフィエルは、
彼らを含むシーレンの追従者達が、シーレンからアースウォームの前における終結(=犠牲)の
刻印を受けたという事を知る様になる。
救世主と信じた 「シーレン」 が、自分らを犠牲の生け贄に使う事に大きな衝撃を受けたシフィエルは、
村へ帰還するや否や議会を召集し、長老達を呼び集めた。
彼は、シーレンの追従者達が自ら死ぬ為に訪ねるミスリル鉱山奥の無惨な状況を説明した。
神に対する裏切り、破滅に対する不安と恐怖に包まれたダークエルフ達の会議は永らく続いた。
そしてついに彼らは、 「滅族」 をしない事を決定する。
何時近づくか分からない種族の破滅の前に、彼らの神 「シーレン」 を否定する事に合意したのだ。
3.外の視線
●見守る者
一方、この全ての事件たちを超越する場所で 「見守る者」 がいた。
球で世の中が作られた太古、そして巨人達がいた時代を除外すれば、
見守る者の目は、つねに無関心だった。
彼にとって、世の中は小さな球の様に微小な事なので、世の中のいかなる平温も、破滅も、
彼の関心を集める事は出来なかった。
しかし、そんな彼の目に、一瞬の微笑が起きた。
彼が微笑した瞬間、楽しく見ていたもの。それは 「人間」 であった。
破壊だけに没頭した彼が初めて創造したものであり、最後に創造した失敗作。
作るや否や大陸へと投げてしまった 「それ」 達は、
いつの間にか進化する アインハザードの創造物たちと一緒に、神(=シーレン)に対抗しようとしていたのだ。
長らく彼の側にいた予言者が訪ねた。
「誰の味方に付きますか?」
彼は答えた。
「当然、私の子供たちの方に立つべきではないか?」
予言者が訪ねた。
「ところで、どうしてその様な優しい目で彼らを見ているのです?」
すると、彼は力強く笑い、話した。
「彼らも私の子供たちであるからだ」
●新しい開始
シーレンの復活、大陸の動き。それは終わりとなり得て、始まりへとなる。
予言者は相変わらず隙のない自身の主人に別れを知らせ、急ぎ大陸へと向かった。
真の波乱は、もう始まろうとしていた所であったし、
予言者 「アインホバント」 は、今後自身が何をしなければならないのか知っていた。
シーレン、或いは、大陸の為の事を。
次回は 2月 8日、「近付く邪悪な脅威」 です。
投稿者 (む) : 2011年1月26日 18:00
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コメント
やっとアースウォームきたあああああああああああああ
俺歓喜!
なんか大きく変わっていくみたいだね。それも段階的にストーリーを
出したり、手が込んでる。
問題はJPサーバーにどうやってこの流れをアップするのかなあ・・
災難の君主アガヘルを倒して霧が収まりました、ってことでさらに次のアップで破壊された村の復興が始まるのかな。
しかし種はまだ三つしか実装されて無いのに一気に十番目かいな、残りの六つもちゃんと実装されればいいんだけど。
てかハーディンてグランカインと直で繋がりがあるんだなw
やっとDEとシーレンの問題に手をつけるのか…。
しかし信じる神を失ってこれからどうする?
見守るもの達とはグランカインとエヴァ?
いつの間にか進化する アインハザードの創造物たちとは、他の種族のことか?
アルテイもそろそろ出てきてもいい気がします。唯一出てきていない風の神サイハの力を得た種族。
ハーディンってグランカインの付き人、預言者だったんだ。ほぉほぉさぁー面白くなってきました!
遂に動いたかグランカイン!
ハーディンは直接この破壊神にして世界の創造主にパイプがあって、
その入れ知恵(託宣)をもって巨人の力を継承させるべくアマデオに接触していたのか…
しかし、死を信奉するDEは辛いなぁ。
自分達に栄光を与えると信じていたシーレンは自分が復活するための道具くらいにしか
DEを扱っていないと分かってしまったんだからな
>>1
まぁGSTARUPでレイド追加はされないかもだけど、その次ぐらいに着そうだね!!ワクワク
災難の君主ってなんだかとほほな感じがするなあ
日本にくるときはちょっと変えて欲しいw
世界史わからないくせにエルモアデンの歴史はすらすら覚えられて困るぜ。
>>9
災難の君主より、災厄の君主のほうがしっくり?
グランカインは自らの失敗作である人間が進化している様子を
相当喜んでるみたいだなw
グランカインの「子供たち」についてなんだが・・・
確かにヒューマンはグランカインが余り物の精神を使って作り出し、「大陸」に見捨てた種族でグランカインの子供でもある。
だが、ヒューマンの前身ともいえる、精神を使わずに作り出し、失敗作として煉獄に捨てられた醜い種族「デーモン」もまたグランカインの子供。
今は煉獄最下層にあるシーレンの作り出した「死」の存在を認めるため、シーレンと契約を交わしている。
>「彼らも私の子供たちであるからだ」
まさか、デーモンに付くわけじゃないよな・・・?
この話の流れなら、少なくともグランカインの子供である「神」ではなく、創造物である「人間」を「彼らも」であらわしているんだと思うんだが・・・
あの捻くれ者の神だし、つい勘ぐってしまう。
>>13
グランカインの子=鬼神(シーレンとの間に生まれた子)
つまりシーレン側につくってことだろうと思う。
「彼らも私の子供たちであるからだ」
こっちは人間でいいはず。
・・・グランカインがシーレンの上の裏ボス?
最初に読んだ時は人間側に付くって読み取ったけど、確かにデーモンとかシーレン側に付きそうだなー。
×進化した人類の力を試す&人類の更なる進化のためという人間に対する親心からシーレンに付く。
○「なんか出来損ないどもがめっちゃ力付けてきやがった、おもしれー遊んでやんよwww」って感じで新しい玩具を見つけて喜んでる。
グランカインの場合はこういう風にしか見えないから困る。
世界に疫病が蔓延するって
病名=ネトゲ依存症 か?
グランカインとハーディンっていうリネ2の2大トリックスターが結託してる
時点でしっちゃかめっちゃかになりそうだけどねw
というかハーディンは神とも談笑できる間柄なのか。いろいろぶっとんでるな
*7
>>死を信奉するDE
これ違うんじゃないかな、たしかDEが崇拝してるシーレンは死の女神のシーレンでなく水の女神だったころのシーレンじゃないっけ?それが死の女神になっちゃったけど何時かあのころのシーレンに戻ると信じて今も崇めてるんじゃない?
まああのDE村とか見たら死の女神のシーレン信仰してるって思うよなw
>>18
http://lineage2.plaync.jp/game_data/race2_top.aspx
に若干説明が触れられてるが
DEの誕生はエルフ族の一部が黒魔術に手を出したため
エルフ族から立場を追われて独立種を築いた
同じように水神の座から迫害されたシーレンに
共感を得て崇拝してるのではないかと予想。
ただセブンサインストーリー上だと死後の安定を求めて
一部ヒューマンも信仰し始めているから
死を望むというのは違う気がしますね
>>19
そのあたりは公式に出てる神話
http://lineage2.plaync.jp/l2fun/story/_item4001_10018.aspx
に詳しいよ。
ちなみにダスパリオンはハーディン。この取引のおかげで彼はこのゲームの時代
まで生き続けてるんだけど、ほんといろんなところでいろいろ仕掛けてるやつだよねw
で、黒魔法っていうのはグランカイン=破壊の力なの。
ダークエルフの信仰を考えるにはイスラム教とかの原理主義を考えるとわかりやすい
ようは「偽物の創造主(=エヴァ)じゃなくて本来の創造主(シーレン)をあがめよう」
っていう考え。それに黒魔法=グランカイン、シーレン的性向が入っている。
そして種族的な関係を考えるには韓国と北朝鮮みたいなものと考えるとわかりいい。
両者ではたがいににらみ合ってるけどほかの勢力(ヒューマン、ドワーフ、オーク、カマエル)
とはどっちも関係性を持ってる。もっとも、エルフがヒューマンと一緒に神殿とか
Fギルドにいる一方、DEはDEギルドを持ってるあたりが、微妙な関係性であることを
明示してる。
ただ、DE内ではテロリズムの信奉者(今回の話にでてくる「種族から追放された」DE)
は排除していた。で、彼らがことを起こすと同じ種族である自分たちにも面倒がおよぶ
から監視していたんだけど、いきなり彼らがいなくなっちゃった。
で、どこいったのか?と探したらアースウォームに食われてた、っていうのが今回の
ストーリーね
ハーディンってベレスに負けたんじゃないの
>>16見てから記事の太字見て吹いたw
ハーディンでアインホバントでダスパリオンでニドラーで
ベレスにもなんか関係してるのか奴は・・・?
>>22
ネトゲ依存症で間違いないでしょ
かなり深刻よw まじでw
そういえば、グレシアの風竜ってどうなったんだ・・?
ムービーまで実装しといてwww
>>29
俺はよく知らんがハーディンはベレスの弟子だとか
ベレス討伐後に沸くとか聞いたことある
韓国では1段階ずつUPするけど日本にくるときは一気にまとめてきちゃうんじゃねーのw
ストーリーもクソもなくさ
>>25
風は飛行システムのてこ入れが入るまでお預けっぽい
グレシアの飛行システムが現状遊べるレベルでないことは開発も認識しているらしく、
かなり前のインタビューで全面改修するつもりとは言っていた。
まあ直す気があっても、あのシステムは早々簡単に作り直せるとは思えんほど酷い出来だが…
サービス終了まで放置に1ケルティル
>>24
リネで全員に飛行実装するとAIONや完備世界とかと違ってかなり開発費とか、サーバー負担とかくるらしいね。自分としては一刻もはやくアデンで飛行、空中戦闘、空中戦艦とか、空中要塞とか城とか導入してほしいけど。
>>29
リネは地形戦などの要素もあるから、空中戦争を行うのはほぼ無理
門や壁の意味がなくなるからね。
>>30
そんなのドワーフが開発した結界発生システム
とかいってバリアでもはれば別に門も壁も
生きるだろ
>>31
胞子みたいな壁を作ったと仮定して
アデンのような空中陸橋などがある部分はどうするのかというのもがあるし
ルウンのような橋での防衛をメインに作られた地形の城
ハイネはちょっと違うけど同じく戦場外の橋のような一本道の地形
そういったよさが消されるのでやめてほしいんだよ空中戦は。
あとワイバーンとかで城主側勢力が外へ出るときに問題が生じるとおもうね
なにせワイバーン状態だとNPCに話しかけすらできないのだから。
>>32
あれ、傲慢と城とかは空から近づくと警告がでて落とされたはず。
そのシステムがしっかり機能してたら問題ないと思うが。
やっとアースウォームがくるのか・・・
OB時代から長かった・・・
>>3
亀レスですまん
もしかしてアレじゃないか
六竜・不滅・破滅・消滅 ここまでが九番目までの種子
十番目の種子が災難ということじゃないかな
リリスもそうかと思ったけどアナキムと違ってあくまでリリスは上巨人のオラクルに過ぎないしね
ハーディンはベレスの後輩に当たる人物です。
でベレス討伐に象牙の賢者が招集されて禁断の魔法クランベル使ってベレスの魔法力を封印するんだけど・・・
ハーディンもその討伐隊の1人だった。
ベレスは危険を察知して逃げるんだけどその時に自身が集めた研究資料やら実験の成果を消さないで
そのまま逃げてるちと間抜けだとおもうけど・・・理解できるものなど居ないと思ったんだろうね。
ハーディンはベレスがのこした遺産の全てを理解して全部自分のものにしたんだよね。
それでベレス討伐にも参加せずにそのまま逃亡。象牙から追われる立場になったという事です