NCsoft は最近韓国野球委員会に、球団統合における 9球団目創立に参加する意思があるという
創立意向書を提出したし、韓国野球委員会は提出した意向書を検討中だ。
韓国野球委員会は 1月 11日、定期取締役会を通じて、これを論議する予定だ。

2 ～ 3個の企業が競合すると予想される状況で、NCsoft が単独主人公となる可能性はどの位だろうか？

今日発表された NCsoft の創立意志に対して、プロ野球 7個球団は歓迎するという立場を明らかにした。
8個球団の中で、ロッテは 9，10球団創立自体が時期尚早と発言し、プロ野球に対する人気が上昇しただけ
球団創立よりは内実を期しなければならないという反対意志を明らかにした。

従って、現在の状況だけで見たら、NCsoft の 9球団目創立の可能性は高いと言える。

一部報道によれば、キム・テクジン代表は 2007年現代引受意思を伝えた事が知られる程、
NCsoft と経営陣の意志が強い上、会社の財務構造もしっかりしており、球団運営資格に問題は無い。
また、韓国野球委員会の規定上、8個球団が集まって多数決で 9球団創立を最終的に決める
手続きを通す様になるが、ロッテを除いた 7個球団が歓迎意思を明らかにしただけに、
この部分が問題になる可能性は低い状況だ。

9球団目創立に対する多数の報道でも、韓国野球委員会は積極的に歓迎しており、
NCsoft の意志も高い為、9球団創立が成り立つ筈だという見込みを出している。

オンラインゲームサービスだけして来た NCsoft が何故プロ野球 9球団目創立の意味を持つ様になったのか？
専門家たちはその理由に対して、代表的ゲーム企業としての社会的責任を負おうとする意志の現れだと分析する。

ゲーム産業は輸出は勿論、内需市場でも韓国文化コンテンツ拡大に大きな役目をして来た。
しかし、社会的認識はそれに相応しく無かった事が事実。
産業の規模が拡がる程、ゲーム産業は社会的な責任に対する要求が多くなった。

こんな背景で、韓国ゲーム産業を先導する NCsoft が決断を下したという分析だ。
NCsoft は 9球団目創立を通じて、ゲーム産業に対する社会的認識を切り替えて企業価値向上、
オフラインでの進出などの効果を狙う事が出来る様になった。
これと一緒に、キム・テクジン代表の野球に対する愛情も、創立決定の大きな理由として知られている。

NCsoft が 9球団目創立に成功した場合、2013年シーズンから活動する様になる予定だ。

一方、CJインターネットはプロ野球公式スポンサーとして活動しており、
ネクソンも日本千葉ロッテを引き受けるなど、ゲーム企業のプロ野球愛は暫く続く様子だ。