2010年12月15日
NEW PROJECT 背景梗概 「血の雨」 [ 3rd THRONE 破滅の女神特集 ] Tweet
1.シーレンの動き
●日蝕
紅の空が登場して直ぐに 「日蝕」 が始まった。
黒い月が太陽を完全に包み、闇だけが存在する様になると、
ついに深い闇の中から機会を狙ったシーレンが世の中の外に
手を伸ばした。
シーレンの手が触れると、空からは血の雨が降り始めた。
シーレンの血は川や湖を汚染し、建物を腐敗させたし、
これを飲んだ大陸のモンスター達を降伏させる様にした。
また、次元間の境界を弱体化させて、闇のモンスター達が世の中に
入ってくる亀裂を作成した。
シーレンの血は、時には直接的に、時には間接的な形式で、
数多くの死を作り出した。
そして、それで作られた 「巨大な死の固まり」 は、そのままシーレンへと
吸収された。
(韓国公式)
2.大陸の動き
●世界樹
土中に染み込んだシーレンの血は、全ての生命体の母胎である 「世界樹」 にも影響を与えた。
世界樹は血の毒性を浄化させ始めた時点から、徐々に死に近づき始めた。
エルフ族の長老 アステリオス は、世界樹を生かす為に、
太古に記録された巨人達の古文書達を探して解毒し始めた。
そうした中、アステリオスは 「マグメルド」 に対する内容が記録されている古文書を見つける。
光の神 アインハザード が世の中の一番美しいものだけを集めて作ったという理想郷 「マグメルド」。
光が充満するその場所には、全てを浄化する事が出来る天上の光が存在すると書かれていた。
アステリオスは、天上の光で世界樹を生かす事が出来ると思い、マグメルドに向かう方法を探し始めた。
彼は、他の次元だが同じ空を共有する世界だから、必ず何処かに入口が存在する筈だと信じた。
入口を探し出せる可能性は低かったが、確率を計算する問題では無かった。
世界を浄化させた世界樹が死んでしまった場合、世界は病み初めて結局は死ぬ事になるからだ。
●アデンと南部グレシアの同盟
一方、血の雨が降る各国家にも波長が起こった。
特にアデンの王 アマディオ カドモス は、赤黒い空から降ってくる血の雨は、単純な気象現象では無い、
滅亡のまた異なる前兆であることを予測した。
彼は アステオ(エルモア王)、クセルド(南部グレシア王)に接触して、シーレンに対抗する為の 3大陸臨時同盟を提案する。
しかし、3大陸同盟は 「自分の地に他国の兵力を入れる事は出来ない」 というアステオの反対に合い、
結局破談になった。
これにより、アマディオは独自的に行動する事を決心して、予言者 アインホバンド が話した 「力」 を探す為に、
秘密兵力を組織して、各国に投入させた。
同じ頃、グレシア種子の君主たちは、巨大な犠牲を完成させろというシーレンの命を受けて動き始めていた。
彼らは内部で、或いは外部で無差別な犠牲を作り出した。
不審なオーラを感知したクセルスは兵力を組織して種に投入させたが、
シーレンの援助を受けた屈強な種モンスター達に何の打撃を与えず事が出来ず、全て犠牲になった。
クセルスは、自分の兵力で進入する事が出来ない状況を悟り、急ぎアデンに密使を送った。
そして、ついにアデンと南部グレシアの間には、同盟が終結された。
同盟の内容は、「シーレンによって生ずる犠牲を拒む為に協力する」,「互いの領土を自由に出入りする事を許容する」,
「隠された力を探すのに兵力を投入する」 という内容を基本にしている。
3.そして...巨人
●巨人
血の雨は世界中にばらまかれ、闇を作った。その様に作られた深い闇はシーレンに吸収されたが、
これらの闇では残っているシーレンの封印を解くには力不足だった。
シーレンは、もう少し多くの死を作れる他の方法を模索し始めた。
彼女は古くなった過去の記憶の中で、全ての巨人統率した偉大な 「巨人達の王」 を思い出した。
過去、シーレンは自ら神になる事を切望した巨人達に近づき、アインハザードの力を盗む様に柔してきた。
しかし、それにより発生した戦争で巨人達は滅族にあったし、
自分達がシーレンに利用されたという事を知った 「巨人達の王」 は、最後の瞬間、
盗み取ったアインハザードの力を誰も探す事が出来ない次元の奥深い場所へと隠した。
シーレンは、この時彼が隠した力を思い出したのだ。
巨人の痕跡を追ったシーレンは、天空島に束縛されている 「巨人達の王の魂」 を探し出す。
シーレンは、彼の魂を起こした後、
「私に君が隠したアインハザードの力が何処にあるか教えなさい。そうすれば、私がお前を復活させてやろう」
と話して懐柔しようとした。
しかし、巨人達の王は、自身の種族を滅族させた神に協力はしなかった。
説得を諦め、踵を返したシーレンの顔は、しかし微笑んでいた。
意識が目覚めた巨人達の王は、自ら封印を解こうとするだろう。
そして、巨人の復活の為に、神の力を探すしかないだろう。
彼が力を探し出す、その瞬間を待ってから奪えば良い。
結果的に、シーレンの選択は 「正しかった」。
投稿者 (む) : 2010年12月15日 13:00
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コメント
>>同じ頃、グレシア種子の君主たちは、巨大な犠牲を完成させろというシーレンの命を受けて動き始めていた。
こ・・これはまさかイベント漫画の台詞の
「ふふふ、実験は成功ね…貪欲な人間達を利用して「巨大な犠牲」をいっぱい集めなくちゃ…」
これが伏線になってる!?魔法研究所の所員って実はシーレンの部下とか?