2009年11月27日
エンチャント武器の効率比較実験 [ リネージュ2 実験室 ] Tweet
キャラクターレベルが上がる事によって、レベルに当たるグレードの
アイテムをすぐ装備する場合もあるが、一,二段階位のグレードは
充分にカヴァー出来る位に攻撃力 / 魔法力の高いエンチャント武器を
使う場合もあるだろう。
S グレード武器を装備する事が出来る 76 レベル以上の場合は、
属性付与による追加効果を得る事が可能で、その効果も大きい為に
すぐ S グレード装備を求める場合が多いが、属性を付与する事が
出来ない A グレード以下武器を使うレベル台ではエンチャント武器を
使う事も多い。
では、もし低いグレードのエンチャント武器と、高いグレードの武器の
攻撃力 / 魔法力がお互いに全く同じだった場合、グレード差による
ダメージ差が発生するのだろうか?
今回リネージュ2 実験室では、エンチャント武器の効率比較を
実験を通じて確認して見ました。
●実験の目的
攻撃力がお互いに同じな低いグレードのエンチャント武器と、
高いグレードの無エンチャント武器でのダメージ実験を通じて、
グレード差による攻撃力の差を確認する。
●実験の条件
- ダメージ実験の円滑な進行の為に、実験に使う武器はダメージ幅が少ない片手鈍器で進行する。
- 低いグレードのエンチャント武器は B グレードの 「+11 アート オブ バトルアックス(攻撃力 251)」で
実験を進行する。
- 高いグレードの無エンチャント武器は A グレードの「バラキエルアックス(攻撃力 251)」で
実験を進行する。
- 攻撃力が同じ二つの武器を利用して、NPCを対象に 50回ずつ 4回繰り返し(総 200回)、
打撃をした後でそのダメージを確認する。また、ソウルショット使用可否による実験を別に進行し、
グレード別ソウルショットがダメージに及ぼす影響を確認する。
●実験過程
攻撃力が 251 でお互いに等しい +11 アート オブ バトルアックス と バラキエルアックスの
グレードによるダメージ差を確認する為に、タラム プレートアーマー重装備セットを装備した
Lv61 の バウンティーハンターで、アデン城の村の NPC エリックロデマイ卿 を対象に、
ダメージ実験を進行した。
実験は各武器別に 50回ずつ 4回に渡って繰り返し(総 200回)、
グレード別ソウルショットによる影響も確認する為、ソウルショットを使わない場合と、
ソウルショットを使った場合を個別的に進行した。
参照として、純粋なダメージ差のみを確認する為に、
クリティカルが発生した場合はチェック対象から除いた。
NPCの受難は今回も続く
●実験 1 - ソウルショット不使用時
+11 アート オブ バトルアックス と バラキエルアックスのソウルショット不使用時ダメージデータ
●実験 2 - ソウルショット使用時
+11 アート オブ バトルアックス と バラキエルアックスのソウルショット使用時ダメージデータ
●実験結果
※本実験は少ない数のサンプルのみの為、実験結果に少し誤差があり得て、
キャラクター / 装備等によって結果が少し違う場合があります。
下の表は +11 アート オブ バトルアックス と バラキエルアックスを装備した状態で、
NPC を対象に実験した総 200回のダメージ実験結果を、ソウルショット不使用時と、
ソウルショット使用時に区分して整理した物だ。
各実験によって、最小ダメージ,最大ダメージ,平均ダメージ、全て殆ど似ているか、
1 または 2 程度の差しか見えない。
「+11 アート オブ バトルアックス」を装備した時より「バラキエル アックス」を装備した時の方が
ダメージが 1 ~ 2位増える実験結果も多いが、
むしろ反対に +11 アート オブ バトルアックスのダメージが高い実験結果もある為、
この結果は各ダメージ実験時毎に発生したランダムダメージによる物と思われる。
また、ソウルショット使用可否による結果も、ダメージが 2倍近く増加する為、
グレード別のソウルショットによる差も無いと言える。
従って、攻撃力が同じ場合、その差があまり大きくならなければ、
武器グレードによるダメージの違いは殆ど無いと思っても構わないだろう。
●実験 1 - ソウルショット不使用時
●実験 2 - ソウルショット使用時
上の実験結果を通じて、グレード差によるダメージは無いという事実を確認する事が出来た。
それならば、スキル使用時にはどんな結果が出るのか?
スキル使用時について、追加実験を試みた。
実験に使ったスキルは Lv61 バウンティーハンターが使う事が出来る ハンマークラッシュ Lv23 で、
上の実験と等しく、各武器別,ソウルショット使用可否によって 20回ずつ実験を行った。
●実験 3 - スキル使用時
スキル使用時のダメージ差を確認する為に追加実験を進行した結果、
上の様な結果を得る事が出来たし、前に得る事が出来た実験の結果と同じく、
スキル使用時にも武器グレードによるダメージ差は殆ど発生しない事を確認する事が出来た。
投稿者 (む) : 2009年11月27日 23:06
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コメント
実験結果よりもむしろ
>- ダメージ実験の円滑な進行の為に、実験に使う武器はダメージ幅が少ない片手鈍器で進行する。
この一文のほうが気になる
鈍器ってダメ幅が大きい武器じゃなかったのか
>>1
俺も、1と同じ認識
情報は古いが、記者クラブに記載がある。
http://kisha.ath.cx/article/detail/8
幅は短剣と格闘が1割、まあ短剣はクリティカル依存だし格闘は2分割だしで不安定か。
鈍器と弓が3割で、特に弓は命中とクリティカル、距離の都合で全然安定しない。
残りは2割。
片手剣が正解にもっとも近い。
こんな結果の見えてるどうでもいい実験より
Aグレ武器以上でOPつけてたらついてくる、
PvPダメ増加っていくらくらいなのかとか調べて欲しいわ
5%じゃなかったっけ?
>>4
自分で調べろw
>>4
AグレでつくPVPダメ増加は全てのダメージ+5%だよ。
Sとかは知らんです。
これさ、グレード差による、ダメの差を検証してるけど
武器ってそもそもOPで選ぶよね?(見た目とかはちょっと置いといて)
Sグレいくと、選択肢もクソもないが・・・
あと、こんなクソみたいな検証より
SEや精錬といった、みんな興味あるやつをやったほうが
時間の無駄ではないように思う
自分で検証するのも大事だが、膨大なSP使ってネタだったり
効果がいまいちわからない精錬が付いて消すに消せなくて
困ってる人もいると思う
またNCは無駄なことやってると、評価を下げるより
何気に盲点なシステムを取り上げ、プレイヤーに興味をもって
もらえるような事をして欲しいものです。
>>9
それ翻訳ミス。
魔法武器のダメ幅も翻訳ミスで日本では逆に認識されてる。
だからダメ幅の実験も韓国だとダメ幅の少ない鈍器(イカルスワンド)でやってる。
http://cromik.exblog.jp/i7
マクロメモに記載もあるけど、自分でもいくつかの武器で検証して
片手剣±10%、弓短剣±5%、鈍器±20%なのは以前に確認している。
鈍器がダメージ幅少ないというのは完全に間違ってると思うんだが。