●コストメイキングシステム

背とヘアスタイル、肌の色のみを選択する事が出来た去るテストと違い、
今回のシーズン 2のキャラクターコストメイキングは、体格から目、鼻、口の通りと高さの変更等を通じて
無限に近いキャラクターを作り上げる事が出来た。

各種インターフェースが目立たないという指摘があった位だ。

ユーザー達の反応も熱かった。
一ユーザーは公式ホームページの自由掲示板に、
「キャラクターの生成にだけ没頭して初日はゲーム内に接続さえしなかった」と文を残したりした。



●新規地域

レベル 20 以後の地域である天族のエテネンと魔族のモルヘも公開された。
それぞれ砂漠と森，雪原と火山という相反した二つの主題を混合させたマップは、
国内オンラインゲームでは変わりを探す事が出来ない位自然だったし、また美しかった。

マップの屈曲はもちろん、オブジェクトもまじめに(?) 配置されていた。

ただ、新規地域の内実を満たしてくれるコンテンツは不足だったという評価が多かった。
特にレベル 20 以後には極少数の繰り返しクエストとミッション以外にはコンテンツが無く、
繰り返しクエストさえ一定の水準以上の採集レベルを要求したせいで、
かなりの多くの数のユーザーが 20 中盤以前にレベルアップ自体を諦める事もあった。

これに対する不満が激しくなると、開発チームでは公式ホームページの開発者ノートを通じて、
「現在のアイオンはアビスと違う一地域が除かれた 1/3 が公開された状態だ」と言い、
シーズン 3 以後ではより多様なコンテンツが提供される筈だ、と約束した状態だ。

ダンジョン等のコンテンツもとても素朴だったと言う事が短所だ



●PvPゾーン

アビスに通じる種族の間の戦争は今回のテストの最大の関心事だった。
本格的な領土侵略が可能なモルヘとエテネン地域にユーザー達が進出した以後、
種族間の戦争は一度も絶えなかったし、テスト追いこみに至っては 100 vs 100 以上の
大規模な合戦も簡単に行う事が出来た。

大多数のユーザー達もアイオン戦争のスケールには満足するという雰囲気だ。
しかし、度が外れたエフェクトと不安定な最適化のせいで、人が 20~30人余り集まっただけでも
正常なプレイが出来ない位に深刻なラグが発生した。
また、台無しである職業別のバランスも解かなければならない宿題として残った。