韓国警察は 15日、リネージュ1 のエミュレートサーバーを運営した疑い（著作権法違反）で、
32歳の運営者 2人を拘束、27歳のプログラマー等、3人を非拘束立件したと明らかにした。

同時に、これらを手伝ってサーバーを提供し、DDoS 攻撃を防御した業者など、
3人を傍助の疑いにて非拘束立件した。

彼らは 2010年 8月から最近まで、「リネージュ1」のゲームソースを無断で複製した不法な
エミュレートサーバーに、4,500人以上のゲームユーザーを誘引して、ゲームマネー、及び、
アイテム販売により総 20億ウォン相当の不当利得を得た疑いがある。

また、これらは正式ゲームでは常時運営していない、競馬の様な射幸性を煽る運営を行い、
で総 120億ウォン相当のゲームマネーをバッティングする様にする等の方法によって、
エミュレートサーバー内のゲームマネー販売を更にけしかけた。

警察は、彼らが過去 2010年，2012年にもエミュレートサーバーを運営して、
処罰されたという事実があるにも関わらず、持続的に同じ犯罪を犯しており、
数十億ウォンに至る犯罪収益を、高級アパートと高級外車，遊ぶ金等に使用した事が
調査により明らかになった。

警察は、横行するリネージュを含めたオンラインゲームのエミュレートサーバーは、
素早いレベルアップ、及び、簡単にアイテムを獲得する事が出来る上、
利用料金を払わなくて良い事が、ゲームユーザー達を誘引していると説明した。

また、警察関係者は、
「韓国オンラインゲーム市場では、エミュレートサーバーが蔓延している。
　これらは単純に考えてもゲーム産業に対する弊害の度を超過しており、
　捜査対象を拡大して、力強い処罰を行っていく」と伝えた。