NCsoft（代表キム・テクジン）は、8日公示を通じて、設立者であるキム・テクジン代表が
持分 14.7％ に当たる 321万8,091株 を、ネクソンに売却したと明らかにした。

公示内容を見れば、キム・テクジン代表は本人が所有していた持分 24.69％ 中、
14.7％ をネクソンに渡し、2大株主に落ちたという事になる。

売却当時の資産価値は一株当たり 25万ウォンとなっており、
今回の件全ての売却金額は、約 8,045億ウォン規模だ。
キム・テクジン代表の持分を引受受けたネクソンは、自然に最大株主の席を占める様になった。

今回の件に対して ネクソン と NCsoft は、戦略的判断による決定だと説明した。
また、二つの会社はそれぞれゲーム開発力と海外サービスノウハウを積んできただけに、
事業シナジー効果が発生すると期待していると語った。

しかし、ゲーム業界は衝撃を受けており、デタラメだという反応を見せている。
キム・テクジン代表が持分を渡す特別な理由は無いという判断からだ。
キム・テクジン代表の歩みに、岐路が注目されている理由だ。

特に、キム・テクジン NCsoft 代表が、期待作 Blade＆Soul と GuildWars2 発売開始を控えて、
この様な決定をした事は、とてもじゃないが理解出来ないと言うのが、専門家の共通した反応だった。
Blade＆Soul は韓国で、GuildWars2 は北米で成功する可能性が高いと知られているからだ。

また、一部ゲーム会社の関係者は、韓国内 1，2位ゲーム会社が、互いに持分引受、及び、
売却を通じて血を交ぜるという事は、今後の市場に大きな暴風を与えると憂慮する反応を見せた。
貧富の格差がさらに深刻化するという点からだ。
ネクソン天下になるという話すらも聞こえている。

ネクソンは、neople，gamehi 等、中堅ゲーム会社を引き受けて銘柄を殖やして来たし、
これを土台にして、去年連結売上約 1兆ウォンを果たす等、急成長して来た。

NCsoft は 1997年 設立以来、リネージュ，リネージュ2、及び、ギルドウォーズ，アイオン等、
流水の如く MMORPG を開発して成功的に運営して来たし、
2011年会計年度基準では、約 6,089億ウォンの売上を果たしている。

ある業界関係者は、
「言葉では表現する事が出来ない位に衝撃だが、キム・テクジン NCsoft 代表が、
　ネクソンに持分を渡した特別な理由は無いだろう。
　キム・テクジン代表が、今後どんな歩みを見せるのかによって、
　今回の持分売却に新しい意味が付与されるか、分かる様になると思われる」 とコメントした。