協会はこの日、韓国政府が行った 「学校暴力根絶複合対策」 発表に対して、
政府役目の必要性は共感するが、一部対策の内容に対しては甚だしく遺憾を表す」 と明らかにした。

引き継いで、
「ゲーム産業を学校暴力問題の主要原因として認識するという事は、
　政府が問題の本質を歪曲しているのでは無いかと問い返したい。
　ゲーム文化が先立って発達している先進国でさえ、長年の研究結果を経て来たが、
　暴力性とゲームの相互因果関係が明確に立証された所は無い」 と主張した。

ゲーム産業に対する "三重規制" に反対するという立場も明らかにした。
既に強制的ゲーム規制装置である 「シャットダウン制」 が施行中であり、
ここに 「選択的シャットダウン制」 の導入を控えた今、更に他の規制の導入する事は過剰規制という指摘だ。

協会は、
「先行規制の効果に対する検討無しに、類似の規制策を試みるという事に対する遺憾と、
　憂慮を表明するしかない」 と強調した。

これと共に協会は、学校暴力の根絶と、青少年たちの元気なサイバー文化拡散の為、
ゲーム業界からの社会的責任と役目を強化すると念を押した。

まず、ゲーム業界が設立したゲーム文化財団を通じて、ゲーム逆機能予防治療、及び、
純機能拡散を向上して、ゲーム文化環境改善と基盤研究活動を拡大するという方針だ。

また、学校生活支援センター等と連携、健全なゲーム利用教育、及び、ゲーム中毒相談事業、
訪問ゲーム文化教室の運営、地域拠点別ゲームインターネット相談治療センター運営事業等、
積極的に協調して、来る上半期中に 「ゲーム行動脳研究フォーラム（仮称）」 を発足、
ゲームに対する医学的 / 学術的な研究を支援する計画だ。

協会は、
「青少年たちの元気なゲーム文化が定着する事が出来る様、積極的に協調する筈であり、
　学校暴力を根絶して、社会的に疎外を受ける青少年たちの為の社会的責務を果たす。
　政府は重複的規制の試みに対して見直して欲しい」 と強力に促した。

●海外の反応は？

韓国政府が、学校暴力の元凶はゲームと指差し、シャットダウン制を含めた 三段段規制と、
基金義務化等を施行すると出た中、情けないという外国言論、及び、コミュニティ反応が上がってきた。

（gamespot）

7日、日本コミュニティーサイトである 2ch を含む各種外国言論によれば、
三段規制を受ける様になるゲーム業界と 「予備犯罪人」 扱いを受けている青少年に対する
政府の無差別的な政策は、もっと多くの問題を引き起こすだろうと責めている。

日本の 2ch では、韓国のゲーム 三段規制報道が出た後、
「韓国の青少年はゲームをする自由が無くなり、ただ勉強だけするロボットになった」 等の文が上って来た。

このスレッドでは、政府が去年論難した学校暴力の原因をゲームと指差し、
これに合わせてシャットダウン制を含む、様々な追加規制が用意され、
事実上韓国の青少年はゲームが出来なくなったと伝えた。

文が上って来ると、韓国を罵る幾多のレスに満たされた。

レスには、
「日本政府が用意した成人マンガ政策に劣らない規制が出たな...日本より酷いかも」
「日本政府はまだマシ。韓国は人が住む場所じゃない」 など、呆れ返った反応と非難の文が上って来た。

北米とヨーロッパの反応も同様だ。
韓国に対する行き過ぎた見方は無いが、韓国ゲーム会社は倒産するという考えや、
全世界ゲーム市場から韓国は消えるという事、そして、肉を切らせて骨を断ち積み上げてきた
"オンラインゲーム国家" という名声すらも、早いうちに消える筈だという分析をした。

特に、イギリス CNN の場合、韓国ゲーム業界に対する不当な規制が、
青少年たちを非行へとけしかけ、第2、3 の犯罪現象が起こる筈だという見込みを示した。

ゲーム専門言論やサイトの反応はもっと荒々しい。
「青少年利用者たちが、勉強や運動、または趣味活動の様に、ゲームを自由に選択し、楽しむ権利がある。
　これを規制で阻む韓国政府の政策は、時代を逆らって行く仕打ちだ」 と皮肉った。

また、学校暴力の原因に対するまともな研究無しに、ゲームを原因として追いたてた事も、
理解する事が出来ないという反応を見せた。

一部言論は、韓国政府はゲームが夜遅くまで見られる TV や音楽、映画等より有害だという点を
証明する事が出来ていないという点も報道した。

世界の流れに逆らって行く韓国政府のゲーム規制政策は、国の恥さらしとなっている。